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災害発生時の宿泊場所確保へ…キャンピングカーに脚光 富士市が協定締結 能登半島地震でも課題に

大規模な災害が発生した際、応援派遣された職員の宿泊場所を確保しようと、静岡県富士市は10月22日、キャンピングカーの関連企業で作る団体と協定を結びました。

富士市と協定を結んだのはキャンピングカー製造などの関連企業で作る日本RV協会で、小長井市長と協会の荒木賢治 会長が協定書を交わしました。

協定では、地震などの災害発生時に富士市に派遣された他の自治体の職員や被災地に派遣した富士市職員の宿泊場所としてキャンピングカーの提供が受けられます。

富士市・小長井義正 市長:
実効性のある具体性のある災害対策を行っていかなくてはならない。こうしたことを確実に積み重ねていきながら、災害に強いまちづくりを進めていかなくてはならない

日本RV協会・荒木賢治 会長:
キャンピングカーはレジャーに特化した車と思われているが、マルチに使うことができる。防災・災害支援に使ったり、我々の技術を日本のために役立てたい

能登半島地震でも派遣された自治体職員の宿泊場所確保が課題となっていて、市はこうした備えが災害時の復興支援につながると期待を寄せています。

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