知る

地域を笑顔に! 子供たちが考案「川根本町音頭」は魅力いっぱい【川根本町】

静岡・川根本町に住む当時6年生の子供10人が、「川根本町音頭」を考案。地域の良いところを表現した踊りで、6月18日に住民や後輩に振り付けを教えました。

住民も覚えやすい振り付け

川根本町音頭は、小・中学校の課程を併せ持つ義務教育学校「町立光の森学園」の7年生(当時6年生)が歌詞や曲、振り付けを考えました。

伴奏は光の森学園の講師・髙畑道子先生で、子供たちが歌を歌う手作りの音頭です。

おいしい食べ物、観光地、あたたかい住民など子供達が感じた町の魅力を素直な言葉で歌詞に練りこみました。

振り付けは町民でも覚えられるように、シンプルで分かりやすい、ゆったりとした踊りを心掛けたそうです。

地域の方にお披露目をした青部駅イベント(2023年11月30日)

光の森学園で作ってみました! 川根本町音頭

歌詞は1番から3番まであります。

1番に出て来るのは川根茶やユズといった川根本町の名産品。2番にはSLや赤石太鼓といった観光資源。

そして3番には「みんなやさしい 地域の方」と、子供たちの感謝の気持ちが歌詞に込められています。

作詞・作曲・振り付け:光の森学園6年生(2023年当時)編曲:高畑道子

子供たちから地域の人へ

練習会には、招待された約30人の住民が参加しました。

子供たち3人がステージで踊り、6人は地域の方の間に入って振り付けの指導をしました。

笑顔で楽しそうに踊る7年生は、マイクで踊りのコツや曲への思いを紹介してくれました。参加した住民は歌詞を口ずさみながら代表の生徒たちの動きを真似しながら踊りました。

川根町音頭の練習会 6月18日

また、今回初めて川根本町音頭を踊ったという1年生たちは約1時間の練習の中で、最終的にはステージ上でノリノリに踊れるほど上達しました。

練習会を企画した町民・西條和子さん:
2023年12月の学習発表会に参加したとき、子供たちから川根本町音頭を披露してもらって感動しました。今回、町内の方にも振り付けを教えてもらえてとても嬉しいです。8月には地元の盆踊りがあるので、みんなで覚えて踊れるようにしたいと思います

少子化の進む川根本町ですが、のびのびと活気のある生徒の様子を見ると明るい気持ちになります。

8月10日「千頭盆踊り」では町内外問わず、踊りに参加できます。子供たちから教えてもらった川根本町音頭も披露されるので、ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。

■施設名 川根本町立光の森学園
■住所 静岡県川根本町千頭1236-6
■電話番号 0547-59-2026

【詳しく見る】光の森学園のホームページ

文/川根本町

【もっと見る! 川根本町のお出かけ記事】

アバター画像
澄んだ空気、目に鮮やかな新緑、野鳥のさえずり、そして紅葉、手に届きそうな星の輝き。自然とともに生き、長い歴史の中で受け継がれてきた知恵や技を大切に、お互い支えあって暮らしています。 伝統を継承する祭り、自然と親しむイベントが盛りだくさん。地元の人たちの温かさも魅力です。