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日本で唯一、駿河湾のみで取れる「サクラエビ」の春漁が始まりました。2023年は初水揚げの量が2022年の春の約40倍で、豊漁が期待されています。
「記憶にないぐらいの量」
春漁は4月4日の夕刻に初日を迎えました。5日には静岡市の由比漁港で、初水揚げされた約40トン(前年春は約0.9トン)の初競りが行われました。
日本最大のサクラエビ水揚げ港である由比港。由比港漁業協同組合の宮原淳一代表理事組合長は、「初日に2000杯は記憶にないくらいの量。みなさんに食べてもらうために、いい方法を考えていきたい」と話しました。
また、自身もサクラエビ漁を行っている大石達也専務理事は、「初日なのでまだ何とも言えないが、少し不漁から抜けたという印象。今後もみなさんの協力を得ながら、漁師にも消費者にも良い漁を続けていきたい」と話していました。
とれたて“生サクラエビ”を味わえるのは 世界でここだけ
春漁は6月9日まで資源保護に配慮しながら行われる予定です。
サクラエビが生で味わえるのは駿河湾産のみ、世界オンリーワングルメです。
春漁が終わるまで、由比港の漁協直営「浜のかきあげや」をはじめ、静岡市内の飲食店で味わうことができます。貴重な海の幸を、ぜひご賞味ください。
■店名 由比漁協直営「浜のかきあげや」
■住所 静岡市清水区由比今宿字浜1127(由比漁港内)
■営業日 金・土・日・祝日
■営業時間 10:00~14:00
■アクセス 車 「東名清水IC」より約20分
電車 JR東海道線「由比駅」より徒歩約10分
■問い合わせ 054-376-0001
文/静岡市