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静岡・富士市の市役所で働く福島勇輝さん。実はただの公務員ではないんです。福島さんは世界ベンチプレス選手権大会で優勝したチャンピオン。会いに行ってみると、夫婦そろってすごい実績を持っていることがわかりました。
穏やかな職員 服を脱ぐと一変
静岡県の富士市役所。富士市を市内外にPRするシティプロモーション課を訪れると、その人はいました。
服を着ていると、その偉業は全く想像が付かないぐらい、穏やかでにこやかな福島勇輝さん(36)。
しかし服を脱ぐと筋肉にびっくり!
今もほぼ毎日ベンチプレスを続けているので、筋肉が衰えていません。
ベンチプレス世界王者に輝いた秘密
2016年デンマークで開催された「世界ベンチプレス選手権大会」で、福島さんは305㎏を持ち上げて見事優勝。
2015年の全日本大会で更新した日本記録322.5kgは、今も塗り替えられていません。
福島さんの実家はトレーニングジムです。福島さんが生まれた年に、父親がジムを始めました。
ジムに来るお客さんたちと遊びたかった福島さん。ダンベルやバーベルを持って走り回っていた結果、あっという間に筋肉ムキムキの体になったそうです。
幼少期から筋肉の英才教育を受け、トレーニング漬けの青春時代を送った福島さんには、さらに驚くことが。
夫婦で筋肉三昧
妻の未里さんもベンチプレスで113㎏を持ち上げた現役のチャンピオンなのです。
未里さんは3月に佐賀県で開かれた「ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会」に女子57㎏級で出場。日本新記録を出して優勝しました。
夫婦そろっての世界チャンピオンの2人の出会いは、リトアニアの世界選手権だったそうです。
福島さんによると、未里さんが作るポン酢につけ込んだ鶏むね肉の料理は、味はもちろん筋肉にも絶品だそうです。
本業の広報活動でもマッスル!
福島さんは本業の市の広報担当者としても、筋肉を存分に生かしています。
担当していた富士市の公式アカウント「ふじ広報室」(※2022年3月で終了)では、元々はただ顔を出して地域のイベント案内や、行政報告をしているだけでした。
しかしある時、筋肉要素を入れたら市民が驚いてくれるかなと思いつき、実践。
以来、冬でもタンクトップ1枚でダンベルを持ち、腕筋を見せながら登場するなど、伝えたい情報よりも筋肉が気になってしまう仕上がりに。
動画の最後には、福島さん直伝の筋トレも紹介していました。
本当に明るくてエネルギッシュ、笑顔が絶えない福島さん。FTGYMに通えば、あなたも筋肉愛に目覚めてしまうかもしれません。
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