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創業16年。チーズにこだわるお店「PoliPoli(ポリポリ)」で、おいしいだけじゃないチーズケーキの秘密を取材。看板商品が生まれた理由は、店長の従業員への「やさしさ」でした。
落ち着いた雰囲気の焼菓子屋さん
静岡県富士市平垣にある「チーズケーキと焼菓子の店 PoliPoli」。
店内の雰囲気はとても落ち着いていて、ゆっくりとケーキを選ぶことができます。
10種類以上のチーズケーキがずらり
お店に入ってまず驚いたのがチーズケーキの種類の多さ。スティックタイプのチーズケーキやレアチーズケーキなど、たくさんの種類のチーズケーキが並んでいます。
イタリアのパルメジャーノやゴルゴンゾーラ、フランスのコンテというチーズを使用したものもありました。
富士宮市のチーズを使った「富士宮七富チーズ工房のホエーとフロマージュブラン」も売られています。迷ってしまう方も多いと思いますが、特徴がわかりやすく書いてあるので参考になります。
チーズスティックに秘められた店長の思い
店長の加藤伸知さんは山梨県出身。縁あって富士市の「あなたも商店主事業」(新規出店者を対象とした補助制度)に応募し、出店しました。
それから16年間、お店を続けてこられた秘訣は“働きやすい環境を整備したこと”でした。一昔前の菓子業界はブラック企業同然で朝から晩まで働き詰めの毎日だったそうです。
誰でも作れる商品ではないから、負担がかかるという現実がありました。それでは続かないと判断してお店の看板商品「チーズスティック」を開発。開発のテーマは、パートもアルバイトも皆が作りやすいということでした。
お店を続けてきた中で大変だったことは、まさにこの「商品開発」と話す加藤さん。おいしいお菓子を継続的に提供できる“体制作り”に重点を置いた商品開発が、今のお店を支えているのではないかと思います。
これからもいろいろな視点から、新たな商品が生まれることが楽しみです。
【もっと詳しくみる】polipoliのウェブサイト(外部サイト)店名 | チーズケーキと焼菓子の店 PoliPoli |
住所 | 富士市平垣109-5 アロマガーデン1F |
電話 | 0545-60-0704 |
営業時間 | 10:00~19:00(月曜定休日) |
文・画像/ふじ応援部 みーさん