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サッカー・J2、静岡県勢の第33節の結果です。2位のジュビロ磐田と3位の清水エスパルスはいずれも引き分けで順位は変わらず、藤枝MYFCは敗れ17位まで順位を落としました。
◆磐田は秋田に終盤で追いつく
アウエー・秋田に乗り込んだ2位のジュビロ。
1点を追う展開で後半29分、上原のクロスに後藤。これは枠の外でした。
続く後半35分 松原のクロスにジャーメイン。
攻め続けるジュビロはその7分後。コーナーキックの跳ね返りを古川がおさめ、最後は走りこんできた藤川。ゴール左すみに決め同点とします。
試合終盤に追いついたジュビロ。なんとか勝ち点1を手にしました。
◆清水 またも自動昇格圏目前で足踏み
一方、勝てば2位に上がれるエスパルス、秋葉監督は気合を込めて頭を丸刈りに。
試合は開始5分、白崎からのロングパスをカルリーニョスがトラップで相手をかわしシュート。これは惜しくも枠を捉えられません。
後半11分にはコロリ・山原・ホナウドの息の合ったパスワークで相手陣内へと攻め込みますが、ここは相手の硬い守備に阻まれます。
その直後には山原からのクロスのこぼれ球を白崎が拾い最後は原。これはキーパー正面でゴールを奪うことができません。
点が取れず嫌な流れのなかゴール前でシュートを打たれますが、ここは守護神・権田がファインセーブをみせます。
一進一退の攻防が続いた試合でエスパルスは白星をものにできず、悔しい引き分けに終わりました。
秋葉忠宏 監督:
よく最後の最後まで全員がファイトした。こういうゲームがあと9試合続くのだと、覚悟を持たなければいけない
権田修一 選手:
僕らももっと強くならなければならない。ここからは全てがひとつになってやることが大事
◆藤枝 4連敗で17位に後退
アウエー栃木での試合となったMYFC。
相手の助っ人・外国人フォワードに立て続けにゴールを割られ2点を追う苦しい展開に。
それでもエース・横山を中心に攻め込みますが、相手の好守にも阻まれ得点を奪うことが出来ません。
最後までゴールが遠かったMYFC4連敗です。
◆磐田2位 清水3位 藤枝17位
それでは順位です。ジュビロ磐田と清水エスパルスはそれぞれ勝ち点1を加え、順位に変動はありません。
一方、藤枝MYFCは雷雨での中止を挟み4連敗で順位も14位から17位へと落ちています。
第34節は9日(土)に磐田が大宮と、清水が山形といずれもホームで対戦します。藤枝は10日(日)にアウエーで熊本と対戦です。
リーグ戦は残り9節。2位以内は自動昇格で、3位から6位がプレーオフとなります。し烈な昇格争いから目が離せません。