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倉庫に眠る剥製…ニホンオオカミ? X線やDNA型調査を検討 明治時代に絶滅 剥製も貴重で世界にわずか6体 7体目の大発見となるか「君は何者」期待する町民も  静岡・川根本町

静岡県川根本町の資料館の倉庫に眠っていた剥製が、実はニホンオオカミではないか?そんな謎の剥製がいま注目されています。世界に6体しかないニホンオオカミの剥製、「貴重な7体目の発見」となるのでしょうか。

河村悦代記者「こちらがニホンオオカミではないかと言われる剥製です。口がぐわっと開いてかなり迫力があります」

スラッと伸びた脚に大きな口。

10月31日に初公開されたイヌ型の“謎の剥製”。謎なだけに…付けられたイベント名は「君は何者なんだ。」です。

見学者「やっぱり何か周りでみるイヌとは違うなって感じがしますね」
見学者「(歯が)するどくて、すごかった。オオカミだったら良い」

剥製が見つかったのは川根本町にある「資料館やまびこ」です。地元に生息する動物の剥製や標本が数多く展示されているスポットですが、問題の剥製があったのは…

資料館やまびこ鈴木正文さん
「こちらの棚の上にずっとありまして、さまざまな収蔵品が眠る倉庫でほこりをかぶっていました」

不思議なことに収蔵品番号のラベルも貼られていませんでした。そこで今年1月、職員がスマートフォンで写真を撮り画像検索をかけてみました。

資料館やまびこ鈴木正文さん
「撮ってみたら(画像検索で)まあニホンオオカミということで。何度撮っても出ます」

明治時代に絶滅したニホンオオカミはその剥製さえも貴重で、日本では都内と和歌山県の施設に4体、ヨーロッパに2体、世界に6体しかありません。もし本当に謎の剥製がニホンオオカミだったら大発見です。

倉庫に眠る剥製 ニホンオオカミ? 若い力が特徴調査…大発見へ手掛かりは

調査に乗り出したのは地元の学生たちでした。

三ツ星学園・鳥居仁武さん
「(ニホンオオカミの)前足の特徴で、ここに黒い模様がある」

総合学習の研究テーマに謎の剥製を選んだ4人は謎の剥製とニホンオオカミの特徴を比較しました。

三ツ星学園・鳥居仁武さん
「シッポの特徴、先が丸くて垂れ下がっている」

三ツ星学園・中澤智陽さん
「調べた特徴とかが結構合ってたりするので本物であってほしいなって思います」
三ツ星学園・柏 傑仁さん
「有名になって町外からもたくさんお客さんが来てほしいなと思います」

しかし、気になる点も。剥製の購入の経緯が不可解なのです。30年以上前に購入した際の請求書が残っていました。オオカミ剥製10万円ガラスケース2万円…。

資料館やまびこ鈴木正文さん
「(12万円は妥当な金額ですか?)安いですね。ニホンオオカミであるということがわかった金額でしたら、この金額ではとてもとても。(12万円)その後ろにまだ丸が2つ付きます」

購入元には連絡がとれず、当時のことがわかる職員も既にいなくなっています。「君は何者なんだ。」その問いに決着を付けるため、町はX線撮影やDNA鑑定を実施したいと考えています。

資料館やまびこ鈴木正文さん
「まさしくねオオカミのような顔つきをしている。そんなふうな感じに見えますけれども。口が耳まで開いて、目が爛々としてという。(本物であるという)期待を込めて見てはいるんですけれどもね、はい」

どちらにころんでも既に剥製は地元から愛される存在となっているようです。

謎の剥製は川根本町の資料館やまびこで11月11日から一般公開されます。

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