2026年も多くの登山者でにぎわう富士山ですが、相次いでいるのが山岳遭難です。高齢登山者はどんな対策をしているのでしょうか。
登山シーズンを迎えている富士山。富士宮口5合目では、7月27日も多くの登山者が山頂を目指し、登山道へと入っていきました。
富士登山 2回目・富士市から:
山頂の天気が「行ってからのお楽しみ」なので、眺望がどうなのか楽しみです。きょう9合目の山小屋に泊まり、あした御来光を見られたらラッキー
富士登山 初めて・イギリスから:
初めての富士登山だからどうなるかわからないけど、新しいチャレンジだね
国内外を問わずさまざまな年代の人たちが訪れていて、もちろん高齢者の姿も。
富士登山 3回目・山口県から:
80歳です。80歳になったので、なんとか頂上まで上がってみたい
富士登山 7回目・和歌山県から:
(夫)71歳、(妻)70歳。きのう誕生日を頂上で(迎えた)。兄に誘ってもらい、そこからハマっている
こうしたなか、2026年も相次いでいるのが遭難・救助です。
福島流星 記者:
消防の救助隊員が山に入っていきます。これから救助活動に向かうものとみられます
消防無線:
登山開始了解。富士司令。時刻10時24分
27日午前8時過ぎ、富士宮登山道の元祖7合目付近で韓国籍の女性(59)が足首を負傷。自力で歩けなくなり、ブルドーザーで搬送されたということです。
また、男性(67)が山頂付近で滑落し、県警の山岳遭難救助隊に救助されました。
命に別条はないということです。
警察によりますと、2025年の開山期間中に富士山で起きた山岳遭難は32件。このうち、50~60代の登山者が4割を超えています。
山岳遭難をしないために―。富士登山をする高齢者からは「事前のトレーニング」をしているという声が多く聞かれました。
富士登山 3回目・関西から(67):
普段から運動して、高山病にかからないようにする
富士登山 7回目・和歌山から(71):
近くの山を登る。関西の金剛山、毎日のように登っている
富士登山 8回目・関西から(63):
毎日1万歩くらい歩く
一方で、この暑さが準備に影響しているという人も。
富士登山 3回目・山口県から(80):
結構歩くようにはしていたが、夏場暑くてなかなか歩けなくて。自分なりにゆっくりマイペースで上がろうかなと
富士山の夏山シーズンは8月31日まで。
県警は、少しでも体調や天候などに不安を感じたら、登山を中止するよう呼びかけています。
