クマの被害が全国的に相次ぐ中、静岡県内でも目撃情報は例年の3倍以上になっています。県の対策は?
全国で相次ぐクマの被害。
福島県福島市では6月2日、市街地に出没し次々に人を襲い、男女4人がケガをしました。
クマの行方は分かっておらず、警戒が続いています。
撮影者(裾野市・5月20日):
やばいね。こっち来て、傷つけられる
また、静岡県内でも裾野市や浜松市浜名区に出没し、4月からの2カ月間で目撃情報は39件。
例年は10件程度のため3倍以上です。
また、県は2024年はじめて個体数を調査し、543頭のクマが生息していると推計されます。
県自然保護課・寺澤暢 課長:
県内の地域個体量を安定的に維持することで、人とクマとのあつれきを軽減しつつ、共存することを計画の目的とします
クマの個体数増加や生息範囲の拡大が懸念される中、県庁では6月5日に環境審議会が開かれ、2027年度からの県のクマ対策の計画案が示されました。
計画にはクマの定着を防ぐ区域を設定してモニタリングしていくことや生活圏に侵入した場合は排除することなどが盛り込まれています。
県の計画は今後専門部会で議論され、2027年3月に策定し公表する予定です。
県内では4年近くクマによる人への被害は確認されていませんが、県はこの計画以外でも小学校などでの出前講座やドングリの実り具合を調査するなどクマへの対応を進めていくということです。
