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JR静岡駅南口すぐのお茶の情報発信拠点「しずおかO-CHAプラザ」で、日本茶シニア・インストラクター直伝のお茶の入れ方体験をしました。知る人ぞ知るこの施設、入れ方によって大きく変化するお茶の味に驚きの連続でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ静岡駅南口すぐ 知られざるお茶の施設
JR静岡駅南口の目の前、水の森ビル。お茶とは無縁そうなオフィスビルの入口を入っていきます。

3階にあがると、ガラス張りの入口にお茶のロゴマークが描かれた一角が。「しずおかO-CHAプラザ」です。
室内には茶器が飾られ、お茶色のソファーが並んでいました。
ここは駅から一歩出ればすぐそこにある施設ですが、静岡県民でさえ意外と知らない穴場スポットです。

しずおかO-CHAプラザは、世界緑茶協会が運営する静岡茶の情報発信拠点です。
世界緑茶協会・稲葉清文さん:
世界緑茶協会は世界の緑茶に関する情報を発信をしています。静岡茶の魅力を発信していく拠点がしずおかO-CHAプラザです。ここではおいしいお茶の入れ方を体験することができます

こんな場所は茶処静岡ならでは。お茶好きなら絶対に訪れておきたい場所なのです。
日本茶シニア・インストラクターが直伝
お茶の入れ方を教えてくれたのは、日本茶シニア・インストラクターの松島章恵さんです。

プロ直伝の「おいしいお茶の淹れ方体験」は約15分のプログラム。今回使用したのは、静岡県川根本町産の上級煎茶という山で育てられたお茶です。
日本茶シニア・インストラクター・松島章恵さん:
上級煎茶ですので、うま味と苦みのバランス感、そして香り高さがとてもいいお茶です。お湯の温度を変えながら3回、お茶の味の変化を楽しんでいただきたいと思います

一煎目 最後の一滴「ゴールデンドロップ」
まず「湯冷まし」という道具を使って、お湯の温度を70℃程度に冷まします。湯冷ましにお湯を半分ほど入れ、そこからお茶碗の8分目ぐらいまで移し替えます。

茶葉はティースプーン1杯程度、約2gを急須へ入れて、70℃に冷ましたお湯を注ぎ、1分程度待ちます。そして、注ぎ方にも極意があります。
日本茶シニア・インストラクター・松島さん:
出すときにもコツがありまして、3〜4回に分けて少しずつ注ぎます。そして最後の一滴までしっかり出し切ります
この最後の一滴がとても濃いおいしいエキスが詰まっていて「ゴールデンドロップ」と呼ばれているそうです。

お茶の色は薄いながらも、味はしっかり出ているとのこと。
日本茶シニア・インストラクター・松島さん:
舌の上で少量ずつ転がすような感じで、ゆっくりとお楽しみください
飲んでみると、目を丸くするほどの味わいです。これまでお茶をたくさん飲んできたと思いますが、全く味が違います。

約70℃の低い温度で入れることで、緑茶特有のうま味成分テアニンが抽出されます。温度管理という一手間が、これほどまでに味を変えることに驚きました。
二煎目 甘い菓子に合わせるならコレ
二煎目は、温度を80℃に上げます。同じ茶葉ですが、一煎目とは違ううま味と渋みを味わうことができます。
日本茶シニア・インストラクター・松島さん:
少し熱くなったので、渋みもちょっとだけ出てきます。甘いお菓子を合わせるなら、このいいお煎茶の場合は、二煎目以降がベストタイミングです

渋みが加わることで味わいに奥行きが出て、甘い菓子との相性が増すというのも、知っているようで知らなかった豆知識です。
三煎目 苦味が変化する
三煎目はさらに温度を上げて90℃。
口に含んだ途端、苦味をダイレクトに感じました。ただ、二煎目までに感じていた苦みとも変化しています。

同じ茶葉とは思えないほどの味の移ろいに、思わずうなってしまいます。
一杯の茶葉でこれほど多彩な表情を持つお茶の奥深さを、あらためて教えてくれる体験でした。
■スポット名 しずおかO-CHAプラザ
■住所 静岡市駿河区南町14番1号水の森ビル3F
■営業時間 平日:9:30~16:30
お茶の入れ方体験 9:30~11:45
13:00~15:45
■定休 土日祝・年末年始
■問合せ (お茶の入れ方体験)054-654-3700
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