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サッカーJ2・藤枝MYFCの槙野智章監督が試合中に飲んでいると話題の飲み物があります。それはちょっと変わった器に入っているのですが、どんな飲み物なのかブラジル料理専門店でリサーチしました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ槙野監督が飲んでいる変わった容器の中身
2026年の百年構想リーグからチームを率いる藤枝MYFCの槙野智章監督。試合中に見慣れない飲み物を手にしている姿が注目を集め、「あの変わった容器の中身はいったい何?」と話題になりました。

容器は脚の付いたつぼのような形で、ちょっと曲がった棒状のストローがさしてあります。
その正体は「マテ茶」という南米で飲まれているお茶でした。
ブラジルの雰囲気が漂う「キボウブラジル」へ
マテ茶について詳しく知るため向かったのは、藤枝MYFCのホームタウン・焼津市にあるブラジル料理専門店「キボウブラジル」。大井川に近い国道150号線沿いにあります。

ブラジルにルーツを持つ経営者の店で、店内は海外のフードコートのような雰囲気です。
大きなステーキがメインの「ランプキャップ(1550円)」は、白米・フライドポテト・サラダ・スープ付き。南米風のダイナミックな料理が人気を集めています。

まさかの展開! 監督もここで買っていた
目的のマテ茶について、まずは槙野監督が飲んでいるのを知っているか尋ねたところ、スタッフから返ってきた答えは予想外のものでした。
キボウブラジル スタッフ・キタ サムエルさん:
監督はマテ茶をここで買われてますよ。監督のマネージャーがいて、そのマネージャーがここで買って渡していると聞きました

なんと、槙野監督のマネージャーがこのお店でマテ茶を購入していたのです。
「キボウブラジル」では南米から輸入した食料品を販売しており、マテ茶ももちろん取り扱っています。
ところが、お茶のパッケージを想像していた室伏真璃アナウンサーは「思っていたのと違う!」と思わず叫んでしまいました。

ミントやサクランボの写真が付いた黒い袋。パイナップルの写真が付いた箱など、お茶のイメージからは離れています。
キボウブラジル スタッフ・アサダ サユリさん:
マテ茶にはいろいろな種類があって、フルーツの風味が入っているマテ茶なども置いてあります
オーソドックスなマテ茶はどこにあるのか聞いてみると、取材の数日前に槙野監督のマネージャーがマテ茶を大人買いしていったそうで売り切れでした。

そもそもマテ茶とはどんなお茶?
そもそもマテ茶とは、モチノキ科の常緑樹の葉や小枝を乾燥させたハーブティーの一種で、南米のアルゼンチンやブラジルなどが原産です。
マテ茶には大きく分けて2種類の茶葉があり、槙野監督が購入しているのはお湯で入れるタイプのマテ茶。もう一つは、冷たい水で楽しむ香り付きのマテ茶「テレレ」です。

今回はテレレの作り方を教えてもらいました。
用意されたのは、レモンとミントの香りが入った「テレレ リモン メンタ」。黒い袋に細かい緑がかった茶葉が入っています。

さらにマテ茶を飲む際に欠かせないのが専用の容器と道具です。マテ茶を飲むための容器を「マテ壺(つぼ)」と言い、ブラジルでは水牛の角で作ったものを使う文化があります。
なおマテ壷がなくても、通販サイトで購入できる「マテ茶用のストロー(ボンバ)」を用意すれば、普通のコップでも楽しむことができます。ボンバは容器に入れる方の先端にたくさんの穴が空いていて、茶葉を吸い込まないような構造です。

入れ方はいたってシンプル。マテ茶は日本茶と異なり、コップとなるマテ壺にそのまま茶葉を入れます。6分目くらいまで茶葉を入れるのがポイントです。かなりたっぷりですね。
次に、マテ壺を斜めにしてボンバを茶葉に差し込みます。ボンバがマテ壺の内側のカーブに沿ってしっかりと収まる作りになっています。

茶葉がしっかりと水に漬かるよう、冷やした水をゆっくりと注いで完成です。
実際に飲んでみると「目が覚める感じ」
水を注ぎ終わったらすぐに飲み始められます。
テレビ静岡・室伏真璃アナウンサー:
さっぱりしていて、レモンの香りが来て、続いてハーブのような薬草っぽい香りもします。クセがなくて飲みやすいです。最後に苦みがあるので目がパッと開くような感じがあります

ブラジルの人にとっては毎日飲む、日常に根ざした飲み物です。体温を下げてくれるような爽快感があり、最後にくる苦みで目が覚める感じがします。槙野監督が集中力を高めるために飲んでいるというのも納得です。
キボウブラジル・キタさん:
爽やかな飲み物なので、みんな夏になるといっぱい飲みます
回してみんなで飲むのがブラジル流
マテ茶はビタミンやミネラルなどの栄養が豊富なことから、「飲むサラダ」と言われることもあります。家族全員で楽しめる飲み物で、子供からお年寄りまで飲むことができます。
キボウブラジル・アサダさん:
マイカップではなくて、自分が飲み終わったら、また水を入れて次の人に渡します

南米ではひとつのコップをみんなで共有する文化もあり、たくさんの茶葉を入れたコップに水を継ぎ足しながら、一人が飲み終えたら次の人へと回して楽しむのがマテ茶の伝統的なスタイルです。
南米の文化と日本が交わる焼津・キボウブラジルで、ぜひ本場のマテ茶を体験してみてください。
■店名 キボウブラジル
■住所 静岡県焼津市相川1294-1
■営業時間 10:00~20:00
■定休 火
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