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【御前崎・八潮珈琲】灯台のふもとでブレンド体験ができるコーヒー店 元先生が黒板で解説!

静岡県最南端の岬の町・御前崎市。御前埼灯台のすぐそばにある「八潮珈琲」は元国語教師のマスターがコーヒーについて丁寧に教えてくれる店です。さらにコーヒーのブレンド体験もできるんです。

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灯台のふもとにコーヒーショップ

静岡県最南端の岬の町、御前崎市。街のシンボルである御前埼灯台の周辺を散策していると、灯台のすぐ隣にある白い建物が目に入ってきます。

宿泊施設「八潮」の1階にある「八潮珈琲」(御前崎市御前崎)

ガラスドアにはコーヒーのポスターが貼られ、ソフトクリームのマークも。灯台を望むこのロケーションで飲むコーヒーは、絶対においしいに違いありません。

取材を快く受け入れてくれたのが「八潮珈琲」です。マスターは併設する宿の女将でもある松林千鳥さんです。

八潮珈琲 マスター・松林千鳥さん

八潮珈琲は、「岬の宿・八潮」が経営するコーヒーショップ。コーヒー好きの女将が宿泊客に無料でコーヒーを振る舞っていたところ、その評判が広まりました。そこで、2020年一般の人も利用できるカフェとしてオープンしたのだそうです。

現在は若女将で長女の杉本紗加さんとともに、こだわりのコーヒーを提供しています。

店内に入るとカウンター席とテーブル席があり、白と水色を基調としていて、海の雰囲気が漂います。棚にはコーヒーカップ、コーヒー豆、お土産物が並んでいました。

そして、お店の一員として店の一角を堂々と占領しているのが、白黒の猫「まる店長」。星柄クッションの上でくつろぐその姿も、店の名物のひとつです。

ネコのまる店長

授業みたいに黒板で学ぶコーヒーの奥深さ

松林さんがコーヒー豆の焙煎について、丁寧に教えてくれます。黒板にチョークで豆の名前が書かれていて、学校の授業ような雰囲気です。

松林さんはコーヒー豆はもともと赤い実の中の種であり、新鮮なほどおいしいと考え、野菜と同じ感覚で扱っているといいます。

八潮珈琲・松林千鳥さん:
黄色の文字で書かれた豆は「浅煎り」で、あまりいらずに豆の味を残したまま焙煎していて、ちょっとフルーティーな感じです

黒板を使って説明する松林さん

白い文字は「中煎り」で、色が濃くなるにつれて苦みが強くなり、酸味は少なくなっていきます。そして赤い文字の「深煎り」は真っ黒な豆で、酸味がなくすっきりとした苦みが楽しめます。

【浅煎り】
ルワンダw.N/八潮マイルド/ベトナム.アラビカ
【中煎り】
コロンビア天空/グアテマラ/八潮ブレンド/タンザニア ルテホw.AA
【深煎り】
バリ・ブルームーン/灯台BB/八潮ブラック

赤い字は深煎り

注文を受けてから豆をひく一杯

好みを伝えると、中煎りの「グアテマラ(650円~※時価)」がおすすめとのこと。注文を受けると、その場で豆をひいて一杯一杯丁寧に入れてくれました。

カップも棚に並んだ中から好きなものを選ぶことができ、作家の一点ものもあります。

グアテマラ(650円~※時価)

グアテマラはすっきりと飲みやすく、苦みもほどよくまろやかでした。灯台まで登った疲れが一気にほぐれる一杯です。

八潮珈琲にはスイーツもあります。「ソフトクリーム(400円)」「コーヒーゼリーソフト(600円)」「大人の生プリン(260円)」などなど。コーヒーと一緒にスイーツもいかがですか。

「合わせるといい仕事をする」ブレンド体験

八潮珈琲ではコーヒーのブレンド体験もできます。自分だけの「オリジナルブレンド」を作ってみましょう。

瓶に入って並ぶコーヒー豆

八潮珈琲・松林さん:
いまから5種類いれるので、少しずつ飲んで、自分でブレンドしてみてください。1つずつは個性的でも、合わせるといい仕事をする仲間になる。それがブレンドです

用意されたのは浅煎り・中煎り・深煎りなど5種類のコーヒー。まずは一口ずつ飲みます。

浅煎り ルワンダ
中煎り コロンビア
中煎り グアテマラ
中煎り タンザニア
深煎り バリ・ブルームーン

一通り味見したところで、ブレンドのコツも教えてもらいます。浅煎りと深煎りを合わせるのはNG。距離が遠すぎて、うまくまとまらないそうです。焙煎度合いが隣同士の豆を合わせるのが基本です。

しばし悩んだ末に選んだのは、中煎りのグアテマラと深煎りのバリ・ブルームーン。2つを合わせてひと口飲むと、「落ち着く」「おいしい」と思わず声が出るほどでした。

中煎り「グアテマラ」と深煎り「バリ・ブルームーン」

ブレンドしたコーヒーは、オリジナルのパックに詰めて渡してくれるので、大切な人にプレゼントをするのにぴったりです。

オリジナルブレンド作り(2000円~3000円)」は事前の予約が必要です。

袋に入れて持ち帰ることができる

マスターは中学校の国語の先生

話をしていると、松林さんの意外な一面が明らかになりました。宿の女将、そしてカフェのマスターとして活躍しながら、先生が足りなくなると地元の中学校で国語の授業を行っているといいます。

もともと教師をしていた松林さん。この日、客として来ていた教え子によると誰に対しても分け隔てなく話しかけてくれると人気を集めていたそうです。

国語の教師だと話す松林さん
黒板解説が上手な理由が判明!

なるほど黒板でのコーヒー解説が上手なわけがわかりました。

灯台を望む御前崎の地で、こだわりのコーヒーと温かいもてなしが出迎えてくれる八潮珈琲。自分だけのコーヒーをブレンドしに訪れてみてはいかがでしょうか。

■店名 八潮珈琲
■住所 静岡県御前崎市御前崎1578
■営業時間 9:00~12:30
■定休 不定休
■問合せ  0548-63-4282

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