柴田さんが持つAプレート
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【袋井】月数回だけ営業するカレー店「カレステ」 トレーラーハウスでやさしいスパイスの一皿を

静岡・袋井市の駅近にある、月数回だけ営業するトレーラーハウスのカレー店「カレーステディーゴー!」。キッチンカーから生まれたスパイスカレーは、遠州食材を使ったこだわりの一皿です。

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curry steady go! とは

袋井駅の北口から歩いて3分。トレーラーハウスを活用した、ユニークな空間で営業する「curry steady go!(カレーステディーゴー!)」。「カレステ」と呼ばれています。

curry steady go!(袋井市三門町)

店主の柴田将人さんが袋井・遠州の食材を使った各国料理を提供するキッチンカー「re.Salt(リソルト)」を始めたのは2020年のこと。キッチンカーでの営業を続けながら、知人が管理していた空き物件を生かして、2025年9月に現在のお店をオープンしました。

カレーステディーゴー! 店主・柴田将人さん:
キッチンカーとは違う、お店でゆっくり食事を楽しんでもらいたいです。物件が空いていたから、軽い感じで始めたんですよ

店主・柴田将人さん

そう笑いながら話す柴田さんの言葉に、肩の力が抜けるような親しみを感じました。

キッチンカーも続けながら、1人で店を切り盛りしているので、営業日は月数回程度です。ちなみに2026年5月の営業日は6日間。曜日も変わるので、インスタグラムで確認してからお出かけください。

“この場所カレーっぽい”から始まった

最初は総菜系も考えていたという柴田さん。でも最終的に選んだのは、カレーでした。

カレーステディーゴー!の店内
“この場所カレーっぽい”から始まった

カレーステディーゴー!・柴田さん:
この物件がなんとなくカレーっぽかったんですよね

感覚的な理由に思えるけれど、その裏にはちゃんとした考えもありました。袋井周辺ではまだ少ない業態だったこと、自分らしい表現ができる自由度があること。そうした理由が重なって、今のスタイルへとたどり着きました。

スパイスを“効かせすぎない”のがこだわり

カレステのカレーは、いわゆる刺激重視のスパイスカレーとは少し違い、スパイスが強すぎないようにしています。

Aプレート・梅干しビンダルー(1430円)

ベースは洋食のソースを作るような考え方。まずうま味とコクの土台を丁寧に作り、そこへスパイスで奥行きを加えていく。だから香りは豊かなのに、どこかやさしくて食べやすい。スパイスカレーを食べ慣れていない人にも、すんなり楽しめる一皿です。

使用するスパイスはすべて自家調合。ただし、珍しいものをたくさん使うわけではありません。

カレーステディーゴー!・柴田さん:
種類を増やしすぎると、方向性がぼやけちゃう気がして、なじみのあるスパイスを軸にバランスを大切にしています

実際に食べてみた! 彩り豊かなワンプレート

メニューは、本日のカレー2種類からひとつを選ぶスタイル。この日は「梅干しビンダルー」と「えび風味のグリーンカレー」が選べました。

カレーステディーゴーのメニュー表

〈プレートメニュー〉
・Aプレート(カレー・季節野菜・副菜3種) 1430円
・Bプレート(A+鶏ハムのサラダ) 1650円
・Cプレート(A+ローストビーフのサラダ) 1870円

オプションでドリンクやデザートを付けることもできます。

今回はAプレートで梅干しビンダルーを注文しました。運ばれてきたワンプレートは彩り豊か。お皿の半分がカレーのルーです。

梅干しビンダルー

梅干しビンダルーは、インドの代表的なスパイスカレーの酸味を梅干しで代用した日本式ビンダルー。爽やかな酸味が食欲をそそり、スパイス感はやさしいのに、気づいたら汗が出て、じわじわと体に染み渡るおいしさでした。

もう半分には副菜が3種類(ラタトゥイユ、ドフィノア、エビのチリソース煮)が少しずつ添えられていました。ドフィノアはジャガイモのミルフィーユグラタンです。

Aプレートの副菜
副菜も日替わり

少しずついろんな味が楽しめるのも、うれしいポイント。各国料理を手がけるキッチンカー「リソルト」の柴田さんだからこそできる、ここだけのスパイスカレーだと感じました。

【詳しく見る】curry steady go!のリール動画(くるみのインスタグラム)

お店ならではの“うれしい瞬間”

開店してよかったと感じたエピソードを聞くと、柴田さんはこう話してくれました。

柴田さんが持つAプレート
お店ならではの“うれしい瞬間”

カレーステディーゴー!・柴田さん:
店内でカレーを食べてお帰りになる際に、テイクアウトでも注文をいただいたことがうれしかったですね。心の中でガッツポーズしました

キッチンカーとは違う、その場でゆっくり過ごしてもらえるお店だからこそ生まれた瞬間。そのひとことに、このお店を続ける理由が詰まっているような気がしました。

40〜60代の女性に支持されるわけ

現在のお客さんは40〜60代の女性が中心。落ち着いた空間とやさしい味わいのカレーが、ゆっくり食事を楽しみたい人に支持されているようです。

店内は4組限定で予約可能です。

テラス席

今後はテラス席を予約不要で開放していく予定とのこと。天気がいい日は、外も気持ちがいいのでは。ふらっと立ち寄れる気軽さも、増えていきそうです。

自然な流れを大切に

カレーステディーゴーの外観
“自然な流れ”を大切に、これからも

今後のことを聞くと、「特に明確には決めていない」と話す柴田さん。

これまで関わってきた人とのつながりが、今の店の形を作ってきました。だからこそ、無理に先を決めすぎず、自然な流れを大切にしていきたいと話します。

カレーステディーゴー!・柴田さん:
食事には一人でさっと済ませたい日もあれば、誰かとゆっくり過ごしたい日もある。そんなさまざまなシーンの中で、ふと選ばれるお店になれたらと思います

袋井の小さなカレー店に流れる、穏やかな空気がそのまま言葉になったようでした。

■店名 curry steady go!
■住所 静岡県袋井市三門町2-6
■営業時間 11:30〜売り切れ次第終了
■定休 インスタグラムに記載
■駐車場 店舗北側5台

【詳しく見る】curry steady go! のインスタグラム

取材/くるみ

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静岡県西部のグルメブロガー。人と食をつなぐ地域密着型ライターを目指します。
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