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自分史上最高峰のもつ煮と出会ってしまったので、紹介せずにはいられませんでした。居酒屋から業態変更し、もつ煮に振り切った食堂「喰心坊(くいしんぼう)」のご紹介です。
1975年創業の居酒屋の思いを継承する「喰心坊」

静岡市葵区松富にお店を構える喰心坊は、1975年創業。
元々喰心坊は居酒屋で、後に勇夢路と店名を変更し営業してきましたが、2025年9月にもつ煮をメインとした食堂「喰心坊」として新たにスタートしました。

元々喰心坊のお客さんとしてお店に通っていたマネージャーの田中和弥さん。お店の温かい雰囲気や先代と女将さんの優しさに引かれ、店で働くことになったそうです。
現在は先代の息子が店を継ぎ、マネージャーの田中さんがマネージメントをしています。

店内にはカウンター席とお座敷もあります。
おひとりさまから、家族連れまで、気兼ねなく入れるアットホームな雰囲気です。

おいしさの秘密は鮮度
小笠町の食肉センターから一頭買いで仕入れている豚ホルモンは、しめた豚をその日のうちに仕入れ、お店で下処理するため、新鮮で臭みのないもつ煮に仕上がります。

喰心坊 マネージャー・田中和弥さん:
豚ホルモンは丸のまま入荷するので、お店でカットし下処理します。新鮮なのでアクもほとんど出ず、他のお店ではなかなか出せない柔らかさですよ
もつ本来のおいしさを味わって欲しいという理由から、もつ煮にはネギ以外の野菜は入っていません。もつのおいしさを存分に味わえます。
もつ煮定食と半玉かけうどんセット

「もつ煮定食と半玉かけうどんセット(1150円)」は、お店イチオシのもつ煮定食とうどんがセットになった、大満足のメニュー。
お吸い物と漬物、小鉢としてレバーのショウガ煮が添えられています。

お店で大きめにカットされた食べ応えのあるもつは、しつこくない味付けでホロリとほぐれる柔らかさ!
一切の臭みがなく、感動的なおいしさです。ご飯との相性も、もちろん最高! もつは大腸、小腸、食道、ハラミなどさまざまな部位が入っているので、異なる食感が楽しめます。
味変アイテムとして、喰心坊特製の激辛白ネギ醤が卓上にあるので、辛い物が苦手でなければ、ぜひ試してみてください。

もつ煮定食に付いてくるレバーのショウガ煮は、もつと同じく新鮮な状態で入荷するので、臭みがなくてめちゃくちゃおいしい! 豚一頭買いの強みですね。
レバーの独特なにおいが苦手という方でも、食べられるんじゃないでしょうか?
喰心坊のランチメニュー

喰心坊のランチメニュー、もつ煮は定番の「白」か「カレー」の味付けから選べます。
半玉うどん付きセットや、「白」と「カレー」の両方味わえる2種盛り定食もあります。

もつ煮以外にも、手打ちうどんや天ぷらもあります。うどんの上にカレーもつが乗った「モツカレーうどん(800円)」は、お店の人気No.1メニューとのこと。最近は唐揚げ定食も始まりましたよ。
喰心坊でしか味わえない、極上の柔らか食感のもつ煮を、ぜひ体験してみてください。
土日祝日は朝8時から営業しているので、朝ごはんにもオススメです。おいしいもつ煮で、1日を元気に過ごしましょう!
■店名 喰心坊
■住所 静岡市葵区松富1丁目14-1
■営業時間 平日10:00~14:00
土日祝8:00~14:00
■定休 水
■問合せ 054-271-1935
取材/よれちゃん
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