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【三島・ムギ】地元ブランド牛「あしたか牛」の赤ワイン煮込み うま味凝縮の王道フレンチ

「Brasserie Mugi3」は、カジュアルフレンチレストランです。ホテルで修業を積んだシェフがアレンジを利かせた上質な肉料理を提供しています。地元で育った「あしたか牛」を煮込み料理のランチセットで食べることができます。

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地元食材を生かしたカジュアルフレンチ

静岡・三島市本町にある「Brasserie Mugi3(ブラッスリー ムギ)」。

伊豆箱根鉄道・三島広小路駅から南西へ徒歩6分ほどの場所にあります。

ブラッスリームギの外観
Brasserie Mugi3(三島市本町)

2025年でオープンから20年のカジュアルフレンチレストラン。

店内はカントリー調で、木のぬくもりを感じる優しい雰囲気です。

店内の様子

ホテルで修業を積んだシェフが、アレンジを利かせた上質な肉料理を提供。シェフのこだわりが詰まったさまざまなメニューが楽しめます。

国産豚肉のグリエ・ラタトゥイユソース(ランチ・1800円)」は、豪華なランチメニューです。

国産豚肉のグリエ・ラタトゥイユソース(ランチ・1800円)

あしたか牛を使った極上の煮込み料理

自慢のメニューは「あしたか牛の赤ワイン煮込み(ランチ・2800円)」。

地元ブランド牛のスネと肩ロースを赤ワインに漬け込み、長時間煮込んだフレンチの王道スタイルです。

スープ、バゲットかライス、5~7種類から選べるデザートが付いたお得なセットです。

あしたか牛の赤ワイン煮込み(ランチ・2800円)

付け合わせの野菜も気になりますが、まずは、ほろほろのお肉から食べてみてください。

ほろほろとほどける食感のお肉がたまりません。

ほろほろ食感のお肉

ブラッスリームギ オーナーシェフ・大川太さん:
地元で丁寧に作られたブランド牛のあしたか牛を使っています。和牛の脂の味、うま味がかなりあるお肉で20年前からずっと使っています

静岡のブランド肉「あしたか牛」は、愛鷹山麓で育った黒毛和種とホルスタインのかけ合わせ。

やわらかい肉質で、豊かなコクと甘みのある脂質が特徴です。

あしたか牛

濃厚なソースですが、お肉の味が負けていません。

ブラッスリームギ・大川太さん:
ソースに小麦粉は入っていないんですよ。ニンジン・タマネギ・セロリと、スジ肉を一緒に煮込んだ、野菜のうま味が入っているとろみなんです

ニンジン・タマネギ・セロリを肉と一緒に煮込む

煮込むとお肉がくずれてしまいそうですが、くずれることなくしっかり残っています。

ブラッスリームギ・大川太さん:
お肉がくずれないように、スネ肉や肩ロースなどのスジの多い部位を使っています

ブラッスリームギ オーナーシェフ・大川太さん

こだわりのボルドーワインと煮込み技法

煮込むときに使用するワインにも大川シェフのこだわりがありました。

ブラッスリームギ・大川太さん:
ボルドーのワインを使っています。通常のグラスワインで出すようなものです

グラスワインとして提供するボルドーワインを使用

おいしさのポイントは、お肉に香味野菜を加え、赤ワインで一晩マリネすること。

シェフの丁寧な仕事ぶりがこの味を支えています。

香味野菜を加えた肉 赤ワインで一晩マリネする

ブラッスリームギ・大川太さん:
ベースができたら、お肉を一晩冷やすんです。そうすることでぐっと味が染み込んだところを、赤ワインでもう1回温めてから、ソースを足してさらにコクを出します

ソースとパンの相性も抜群です。お肉のうま味が詰まったソースがパンに染み込みます。

ソースをパンにつけても絶品

付け合わせも豪華なセット

付け合わせの「三島馬鈴薯のドゥフィネ風グラタン」も、少しソースをかけて食べてみてください。

ソースとの相性がよく、口の中で溶けてあっという間になくなります。

三島馬鈴薯のドゥフィネ風グラタン

レストランの「主役」であるあしたか牛を使った、シェフのこだわりが詰まった豪華なセットでした。

なお、2025年10月3日まで臨時休業となりますのでご注意ください。

■店名 Brasserie Mugi3
■住所 静岡県三島市本町3-8
■営業時間 11:30~13:30 18:00~21:00
■定休 火
■問合せ 055-973-3226
■駐車場 なし

※この記事は2025年9月27日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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