目次
富士山のすそ野、静岡・富士宮市にある「あざみ」は、和食中心の食事処です。希少価値の高いブランド豚「赤富士豚(あかふじぶた)」を使った極厚とんかつを食べることができます。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ落ち着いた雰囲気で食事が楽しめる
富士宮市狩宿にある食事処「あざみ」は、2025年でオープンして12年になります。

店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター席とお座敷席があります。
法事などで訪れる地元客も多いそうです。

ランチタイムの人気メニューは、10種類ものネタを乗せた豪華な「海鮮丼(1680円)」。
さまざまな海の幸が一度で楽しめます。

極厚赤富士豚のとんかつは驚きの厚さ
自慢のメニューは「赤富士豚のとんかつ定食(大・2380円)」。
地元のブランド豚「赤富士豚(あかふじぶた)」の250g超えのロース肉を、細かめの生パン粉をまとわせて揚げた極厚とんかつです。

運ばれてきたとんかつを見てビックリ。驚きの厚さです。
まずは、何もつけずにその分厚さをかみしめてみてください。

一口食べると、肉汁がじゅわっと出てきて絶品です。
静岡のブランド肉「赤富士豚」は、富士宮市の「しんちゃん農場」で育てられる希少な品種で、甘みが強くジューシーな味わいが楽しめます。

豚肉自体のおいしさが、かんだ瞬間に出てきます。
あざみ 店主・星谷文雄さん:
豚肉のおいしさを感じられると思います。肉の甘みが強く、脂身が甘いのが特徴です

サクサクの衣と、肉汁が混ざり合うとたまらないおいしさです。
あざみ・星谷文雄さん:
細かめの生パン粉を使っています。肉をおいしく食べてもらうために、薄めに衣をつけて揚げています

そして、揚げ方にもこだわりがありました。
あざみ・星谷文雄さん:
まず第一に、肉を常温にしておくことです。低温で揚げ始めて、徐々に温度を上げて175℃くらいで油から上げて、その後2分の余熱の時間が一番大事なんです

次は、ソースをつけて食べてみます。
そのまま食べるのとは、全く違う味わいが楽しめます。ご飯との相性も抜群です。
あざみ・星谷文雄さん:
とんかつのソースは、ワサビ印ソース(焼津市・鈴勝)を使用しています。うちのとんかつにはこれが合うと思います

下味は塩のみ 肉のうま味を最大限に引き出す
おいしさのポイントは、下味の付け方。
最小限の塩だけで、豚肉のうま味を最大限に引き出しています。

料理人の星谷さんから見ても、「赤富士豚」は最高の食材だそうです。
「赤富士豚」は、ヒレカツやステーキでも楽しむことができます。
新富士駅から少し距離はありますが、このとんかつは食べる価値ありです。
シンプルな味付けと丁寧な調理法が生み出す極上の逸品を、ぜひ味わってみてください。
■店名 あざみ
■住所 静岡県富士宮市狩宿53-8
■営業時間 11:30~13:00
17:30~20:30
■定休 月
■問合せ 0544-54-1777
■駐車場 35台
※この記事は2025年9月27日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
【もっと見る! 富士宮グルメ】
