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【島田・康泰寺】 副住職の見習いネコ「すいか」ただいま修行中! かわいい“おつとめ”姿を見に行こう

“ネコの寺”として親しまれる静岡・島田市の康泰寺に、新たな仲間が加わりました。新入りネコの「すいか」です。副住職見習いとして、先輩ネコ副住職の「みけ」の元で修行を積んでいます。すいかの寺での日々を紹介します。

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新米の副住職見習いネコ「すいか」

島田市旗指にある康泰寺では、保護ネコの「みけ」がネコの副住職を務めています。みけが幸運を康泰寺に運んできたことから、“福住職”とも呼ばれています。

そんな康泰寺に2025年、新入りのネコ「すいか」が副住職見習いとして仲間入りしました。

ハチワレ模様のすいかは、康泰寺の畑に8個のおいしいスイカが実った年にやってきたことから、「すいか」と名付けられました。

康泰寺の副住職見習い・すいか

保護ネコ譲渡会で住職はすいかに出会い、2025年夏に寺に迎えることにしました。

2025年5月10日生まれの男の子で、まだ1歳に満たないすいかは住職と副住職の元で、日々修行に励んでいます。

2025年10月に寺で開催されたパンのイベントで人前デビューを果たし、最近では康泰寺の行事への参加や、寺務処の店番、参拝者へのおもてなしなど、さまざまなおつとめを副住職みけと共に任されつつあります。

パン祭りでデビュー 五藤善成住職の肩に乗るすいか

すいかの“1日のおつとめ”

そんなすいかやみけに会えるのは、どんなタイミングなのか。日々の2匹の“おつとめ”の内容を聞きました。

最初に会った時 顔だけ出すすいか

みけもすいかも起床は朝5時頃。住職と共に起きると、まずお寺の開錠をする住職について境内を見回ります。

見回りが終わると、5時半頃には朝ごはん。その後、すいかがみけにお手合わせ(遊びの取っ組み合いのけんか)をお願いし、一勝負。勝つのはいつもみけで、すいかが降参するのが日課だそう。

このお手合わせは、すいかのみけに対するあいさつだそうです。傍から見ると、まだまだ師匠にかなわない、微笑ましいじゃれあいです。

奥のキジトラが副住職みけ

朝のおつとめが終わると、御朱印やお守りを扱う寺務処へ。参拝者が来たら対応してくれますが、合間にはお昼寝をしていることも。

お昼過ぎに2回目のお手合わせがあり、その後は再びお昼寝の時間。爆睡していない限り、寺務処が閉まる午後5時まで参拝者を迎えてくれます。 

寺務処の窓口で店番するみけ副住職

おつとめが終わると夕食の時間。

食後は住職家族とまったりして、一日を終えます。すいかは、毛づくろいをしてみけを気遣い、人間でいうと60歳ほどになる師匠を労わっているそうです。

人見知りだけど最終的にはカバンの中へ

取材に訪れたのは午前中。運よく、みけもすいかも客殿に姿を見せてくれて、間近で会うことができました。

同時に2匹に会ってみると、みけは近づいても触ってもおとなしく、写真撮影にも応じてくれる貫録の対応。

一方、すいかはまだ人見知りです。最初は警戒してなかなか近づいてくれませんが、何度も名前を呼ぶうちに、少しずつ距離が縮まります。

だんだん近づいて来てくれるすいか

気づけば、筆者のカバンの中に入ろうとするほどに。帰る頃には自分から近づいて来てくれて、その愛らしさにすっかり心をつかまれました。

ネコ寺ならではの授与品も充実

みけやすいかに会える寺務処には、ねこの寺ならではの御朱印やお守り、おみくじが並びます。

2月1日から登場するのが、ネコがデザインされた「御朱印帳(2500円)」。この日は恒例の朝市も開催され、限定御朱印つきが20冊用意されます。

上)康泰寺の過去の御朱印 下)新登場の御朱印帳(2500円)

康泰寺の御朱印は通常よりも大きく、立体的なものが多いので、それに合わせて作られた特注サイズです。ビニールポケットタイプで、書き置きの御朱印も収められます。

おみくじは寺務処と本堂前の2カ所にあり、種類も豊富。どれもネコモチーフの、思わず手に取りたくなるかわいらしいものばかりです。

おみくじやお守り

ネコの絵馬と願掛け所

さらに2026年1月からは、康泰寺の絵馬「しあわせねこえま(500円)」の授与が始まり、絵馬の願掛け所も新設されました。

絵馬は中央のハート部分が取り外せる仕様で、ハートはお守りとして持ち帰り、外した枠に紐を通して願掛け所に奉納することができます。

しあわせねこえま(500円)

願掛け所は、本堂の斜め前。みけとすいかの絵が目印です。

また願掛け所には、「しあわせねこ道」という名の5つの心得が書かれているので、納める際はそちらも一読しましょう。

本堂斜め前の願掛け所

2月1日は初の「にゃんこ祭」

2026年2月1日は、朝市といも祭と同時に、初の「にゃんこ祭」が開催されます。

ネコ好きにうれしい雑貨やスイーツ、パンなど、ネコがモチーフの商品を扱うお店が並びます。

(画像提供:康泰寺)
ネコの雑貨を扱う「hi-co.」の手作り巾着袋(画像提供:康泰寺)

朝市では、新鮮野菜や果物、コーヒーなどのお店が出ます。いも祭では、焼き芋や干し芋などサツマイモの商品が購入できます。

時間は午前9時~10時半までの予定です。早い時間に売り切れるものもあるので、早めに行くのがオススメです!

スコーン専門店「ネコノヒゲ」の自家製スコーン(画像提供:康泰寺)

筆者はみけとすいかに癒されながら、「しあわせねこえま」に願いを託しました。みけのような立派な福住職目指して、修行に励むすいかの今後が楽しみです!

■スポット名 康泰寺
■住所 静岡県島田市旗指2883-1
■時間 寺務処 8:30~17:00頃※不定休あり
■問合せ 0547-35-3455

【詳しく見る】康泰寺のホームページ

取材/大倉麻衣子

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静岡生まれ静岡育ち。 神社仏閣伝承研究家。伝承にまつわる記事や地元で見つけたおいしいお店の紹介を書いています。 好物は和歌と本とコーヒー。著書にノンフィクション/エッセイ「CHASE」、「前を向いて」。 好きな歌は 君ならで誰にか見せむ梅の花 色をも香をもしる人ぞしる  
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