日々ブローとの外観 食パンとバナナブレット
食べる

【葵区・日々ブロート】行列店の「呉服町食パン」 3日間かけて作る“もちもち食感”

静岡市の街中にある「日々ブロート」は毎朝多くの人が並ぶ人気のベーカリーです。中でも3日間かけて作る「呉服町食パン」が大人気。予約殺到の幻の食パンと絶品パウンドケーキに出会いました。

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日々ブロートの外観
日々ブロート(静岡市葵区呉服町)

いつも通る道でも、1本裏に入ればそこはまるで別世界。静岡の裏スポットを巡ります。今回はJR静岡駅から北へ向かう繁華街「呉服町通り」周辺をぶらり歩きます。

街の人おすすめ「日々ブロート」

JR静岡駅から北へ向かい、繁華街「呉服町通り」周辺を散策。周辺のおすすめスポットを地元の人に聞いてみると、すぐに「日々ブロート」というパン店の名前が挙がりました。

地元の人:
人気でいつも行列ができています。パンはおいしくて、店内はバターの香りがします

地元の人オススメの「日々ブロート」

太鼓判を押され、早速向かってみることに。

「呉服町食パン」は予約1カ月半待ち!

呉服町通りの札の辻の交差点から、一本県庁側に入った場所にある「日々ブロート」。

ただ「パン」とだけ書かれたシンプルな看板が目を引きます。

日々ブロートの外観
ひときわ目を引く「パン」の看板

店内はこじんまりとしていますが、ここで焼かれるパンは絶品と評判です。

お店に入ると、棚にはいろいろなパンが並んでいたはずが、夕方近くの訪問だったので、ほぼ完売状態でした。

売り切れてしまったパンの棚
夕方の訪問ではほとんど売り切れ

なんとオープン前から行列ができる超人気店なんです。

オープン直後のショーケースは、サンドイッチ系の色とりどりのパンでいっぱいです。

オープン直後の様子

佐藤さん夫婦が二人で営む日々ブロート。

店内は数人でいっぱいになる小さなスペースです。ガラス窓からパン工房が見えるようになっています。

日々ブロート 店員・佐藤久美子さん
日々ブロート・佐藤久美子さん

もちもちの「呉服町食パン」の秘密

カウンターの奥に並ぶパンは、一番人気の「呉服町食パン(380円)」です。

この「呉服町食パン」は、1カ月以上先まで予約でいっぱいという超人気ぶり。並んでいるものも予約の品でした。

予約済みの食パン
予約でいっぱい

1枚だけならと、特別に試食させてもらうことができました。まずは、その香りに魅了されます。

ちぎってみると、弾力にびっくり!「もっちもち」と思わず声が出るほどの食感です。しっとりしつつも、豊かな甘みがあります。

呉服町食パン (1斤・380円)

日々ブロート・佐藤久美子さん:
実は、上の茶色い耳の方がおいしいですよ

口に入れると、確かに耳の部分はカリッとした食感と香ばしさがあり、甘さが際立ちます。予約が殺到するのも納得のおいしさです。

カリッと香ばしい耳

この絶品食パンについて聞いてみると、驚きの事実が明らかに。

日々ブロート・佐藤さん:
この食パンを作るのに3日間かかるんです。本来作ろうと思えば1日でもできるんですけど、丁寧に作っています

日々ブロート・佐藤久美子さん

通常1日でできる食パンづくりの工程を丁寧に3日かけることで、もちもち感のアップにつながるそうです。その情熱とこだわりが、この絶品「呉服町食パン」を生み出しているのですね。

バナナそのもの! 絶品パウンドケーキ

運よく残っていた「バナナブレッド(190円)」も食べてみました。

バナナブレッド(190円)

まるでバナナそのものを食べているような驚きの感覚です。

パウンドケーキの食感とバナナのしっとりとした食感が絶妙に調和し、バナナの甘さと香りが「ガツン」と感じられる一品です。

3日間かけて作る絶品食パンと、バナナの風味がそのまま閉じ込められたパウンドケーキ。呉服町通りの裏に隠れたこの名店で、こだわりのパンを味わってみてください。

■店名 日々ブロート
■住所 静岡市葵区呉服町1-30
■営業時間 11:00~18:00※売り切れ次第終了
■定休 月・土・日
■問合せ 054-251-8622

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