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【中央区・つちや餅cafe】お雑煮を一年中食べちゃいけないルールはない!餅店のカフェ

お父さんが作るお餅、娘がとる“おだし”。浜松市中央区に、お餅の専門店が開いたカフェがあります。そこでは普通は正月にしか食べないお雑煮が一年中食べられるんです。

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創業44年 餅の専門店

つちや餅店(浜松市中央区泉)

浜松市中央区、東名高速道との三方原スマートICから車で約10分ほどの場所にある「つちや餅店」。

創業44年のお餅の専門店です。店主の土屋伸之さんは、つちや餅店の二代目です。

にむらあつとリポーターにとっては“お餅屋さん”自体が初めてだったそうで、少し珍しい様子。

餅店で売っているのは、豆大福やみたらし団子などです。和菓子と言うより「餅菓子」を扱う店で、一年中お餅を売っています。

お餅を使った菓子が並ぶ

通常はお正月以外食べないお雑煮は、つちや餅店が最近始めたカフェで提供しています。

娘が作るお雑煮をカフェで

新たにオープンしたカフェは、つちや餅店から車で3分ほどの場所にあります。

2024年6月にオープンした、倉庫型店舗「CARAVAN(キャラバン)」には地元で評判のコーヒーショップ「TRANSIT COFFEE ROASTERS(トランジットコーヒーロースターズ)」の2号店や、浜松駅近くに店を構える「カレーハウス ブータン」など地元で人気の4つのお店が入っています。

CARAVAN(浜松市中央区住吉町)

そのうちのひとつが、つちや餅店が新たに始めたカフェ「つちや餅cafe」なんです。

ちょうちんに木のカウンター、和の雰囲気が漂う店構えでした。

カフェは土屋さんの娘の沙英さんが、切り盛りしています。

このお餅屋さんの新感覚カフェで提供している、寒い時期にぴったりの自慢のメニューが「お雑煮」。

お雑煮セット(1100円)」は、大きめ丸餅が2個に、透き通っただし、かまぼことニンジンがのったお雑煮です。足し汁とカツオ節が付いてきます。

お雑煮セット(1100円)

つちや餅cafe ・土屋沙英さん:
お雑煮はお正月のイメージが強いですが、ここでは一年中提供しています。毎日カツオ節と昆布のだしをとっています

娘の沙英さんがとった優しいだしと、お父さんが丹精込めて作ったお餅のコラボレーション。

つちや餅cafe 娘・土屋沙英さん

真っ白なお餅は箸でつかむと、柔らかくよく伸びます。

つちや餅店 二代目・土屋伸之さん:
もち米は新潟県産の「こがねもち」という品種です。香りが強く、しっかりしたコシがあり、キメが細かいんです

よく伸びる自慢のお餅

リピート必至 ランチセットも

お雑煮も1種類ではありません。

みぞれ雑煮セット(1000円)」は大根おろしと大葉が入ったお雑煮です。

最近始めたランチメニューでは、サトイモのそぼろ煮とホウレンソウのおひたし、お赤飯のおいなりさんも付いて1500円。

お赤飯はつちや餅店の人気商品なんです。

場所が近いので、お雑煮を食べたお客さんがお餅を買いにつちや餅店に寄ってくれるという相乗効果も出ているそうです。 

親子の見事なコンビネーションでできた、新たなスタイルのお餅カフェは、お餅のおいしさを再認識できちゃう場所でした。

■店名 つちや餅cafe
■住所 浜松市中央区住吉町5-16-3
■営業時間 11:00~18:00
■定休 月

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