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2023年の台風の影響で、いまだ一部区間を運休している大井川鉄道。GWの2日間限定で、運休区間の沿線の魅力を伝える写真展が、無人駅舎「田野口駅」で開催されます。
5人のカメラマンが伝える魅力
動くSLに乗ることができ、ファンに熱い人気を誇る大井川鉄道。
2022年9月の台風以降、一部区間のSLや電車を運休し、代行バスでの運行となっています。運休しているのは家山駅~千頭駅の11駅の間です。
そこで運休区間にある無人駅・田野口駅で、運休区間の駅や沿線の魅力を伝える写真展が開かれることになりました。
期間は5月4日から2日間限定。現地まではバス代行で行くことができます。
レトロな無人駅舎に飾られる大鉄の写真は、全国にいるボランティア「田野口花の会」のアマチュアカメラマン5人が長年撮りためた貴重なものです。
九州で活躍していた蒸気機関車C11型190号機が船で御前崎港に到着し、トレーラーで運ばれる様子や、機関車整備工場の人たちの写真など、普段は見ることができない写真もあります。
また、千頭駅から北、井川方面に続くアプト式鉄道・ 井川線の写真もあります。
イベント期間中は大井川鉄道を愛する田野口花の会のメンバーが常駐する予定ですので、ぜひ写真の解説を聞ききながら、鉄道の歴史に思いをはせてみましょう。
一見の価値あり 「記念乗車券」特集アルバム
記念乗車券をまとめたアルバムも特別に公開されます。
50年以上前のものもある「記念乗車券」をまとめたアルバム3冊は、全て状態が良く大切に保管してあります。
その他にも大井川鉄道のSLや客車の模型を走らせる予定です。お子様にはノベルティーを無料プレゼント。誰でも無料で見学できるので、お気軽にお越しください。
■会場 大井川鉄道「田野口駅」
■住所 静岡県川根本町田野口
■開催日時 5月4日(木)~5日(金)
9:00~15:00
※待合室写真のみ5/28まで展示予定
■主催 田野口花の会
取材/川根本町