「かぐや姫」というと、竹から生まれた少女が最後は月に帰ってしまうという、古典文学『竹取物語』を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、ここ富士山周辺では、かぐや姫は月ではなく富士山に帰り、富士山の神様だったというストーリーが伝承されています。この話は「富士山縁起」という富士山信仰に関わる寺社の縁起書などに記されています。特に富士南麓に位置する富士市・富士宮市が主な舞台となっていて、いくつもの伝承地が残されています。
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富士山に帰るかぐや姫の物語を展示する、世界でただひとつのミュージアムで、観覧料は無料です。
“富士山に帰る”かぐや姫の物語コーナー
資料の収集や保存をはじめ、調査研究、展示室での公開、体験学習や講座などを行っています。
本館では、富士山へ帰るかぐや姫の物語を紹介するコーナー「富士山とかぐや姫」や、「富士に生きる」「富士山の玉手箱」などの常設展示があります。また、年間を通し郷土に関する様々な企画展示を行っています。
分館である歴史民俗資料館では、漁業や稲作などの様子を紹介しているほか、くらしの道具の体験コーナーがあります。屋外では移築復原されている貴重な建造物の数々を見ることができます。
アクセス
●鉄道
JR東海道本線「富士駅」「吉原駅」 JR東海道新幹線「新富士駅」各駅より車で20分
●路線バス
バスターミナル「吉原中央駅」3番線で乗車、「広見団地入口」下車、徒歩3分
●乗用車
西富士道路「大淵・広見インター」を降りて東へ3分、駐車場あり
文 / 富士市 ライター詳細はこちら
スポット詳細
- スポット名
- 富士山かぐや姫ミュージアム
- 住所
- 静岡県富士市伝法66番地の2
- 電話番号
- 0545-21-3380 (FAX 0545-21-3398)
- 営業時間
- 夏期(4月~10月)9:00~19:00<br /> 冬期(11月~3月)9:00~16:30
- 休館日・休業日
月曜日(祝日の場合は開館)
祝日の翌日
年末年始- メールアドレス
museum@div.city.fuji.shizuoka.jp
- ウェブサイト
https://museum.city.fuji.shizuoka.jp/