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静岡・三島市に2024年2月10日にオープンした白いカラスは、オーナーの自慢料理と、お昼から歌ってお酒ものめる、嬉しい“昼呑み処”です。ランチは品数豊富で900円のビックリ価格でした。
日替わりランチ900円がすごい
店舗は三島本町の交差点近く。通りから店舗は見えないので「白いカラス 昼呑み カラオケ」の看板を目印に。
おすすめは、毎日変わるランチメニュー。品数も多く、丁寧に手作りされた小鉢が並びます。
そして価格を聞いてビックリ! 一汁三菜で 900円です。
この日のランチメニューは「ホウボウのフライ定食」。揚げたてサクサクで提供されます。
中央の卵焼きはお店のオリジナルでサクラエビ入り。お通しなどにも頻繁に登場する、オーナーの自信作です。
青じそのかかったシラスご飯は絶品! おかずの品ぞろえだけでも十分満足ですが、さらにご飯にもこの力の入れようが、すごいです。
お客さんを満足させたいと言うオーナーの意気込みを感じます。
昼の時間帯には割烹着姿の女将・鈴木愛美さん。とにかく明るく元気で笑顔がすてきです。
週末にはランチを食べながらビールや日本酒をのみ、歌を歌うお客さんが多いそうです。
ランチの後にカラオケを歌うお客さんもいるそうです。カラオケは1曲200円。
気分はすっかり夜のスナックにいる感覚です。というか、見た目はスナック。
居酒屋の開業を目指していたオーナーですが、なかなか希望の物件が見つからず、とりあえず手頃な家賃の元スナックを居抜きで借りて、カラオケ居酒屋のオープンを実現しました。
店内はカウンターに6席、奥にボックス席があり4~5人が座れます。
料理界で腕を磨いたオーナー
オーナーの松村正美さんは、羽田空港のレストランで10年以上料理の腕を磨き、直近では大手のスーパーで総菜部門のチーフを務めていました。
独立して居酒屋を開業する夢を持っていたところ、同スーパーで「昼間からのんで歌える店をやりたい!」という夢を持つ鈴木さんと出会います。
お店は正午に開店して午後10時まで。休憩時間なくいつでもオーナーの料理が食べられます。
日替わりランチ以外にも多くのメニューがありますし、ホワイトボードに書いてあるメニュー以外にもいろいろな料理を作ってくれます。
食べやすくカットされたお好み焼き(700円)にはサクラエビがたっぷりかかって、ぜいたくな一品です。
ぜひオーナーに「魚料理は?、肉料理は?、フライは何かある?」などなど聞いてみてください。意外な1品を作ってくれるかもしれません。
メニューにはありませんが「腹ペコなので、ガッツリ食べたい!」のリクエストで作ってくれたのは、エビカツ(500円)です。
お造りは鮮度抜群。この日は「マグロ・アジ・ブリの盛合わせ(2000円)」でした。
オーナーこだわりの「馬刺し」は新タマネギのスライスと一緒で、1200円とリーズナブル。
「しまほっけ(700円)」も絶妙な焼き加減で提供されました。
この時の時刻は午後7時頃、店内が満席状態で多くの注文をこなすオーナーでしたが、一品一品が丁寧に調理されているのがわかります。
夜は雰囲気も変えスナック風に
「昼間から呑んで歌って料理がうまい居酒屋」という念願の夢を叶えオープンしたお店。夜は女将の服装を含めて雰囲気が変わります。
しかし、こちらの店はふたりの夢を実現する最初の一歩であり、ゴールではありません。
厨房スペースは半畳ほどしかなく、オーナーが料理の腕を振るうにはかなり厳しい状況です。
白いカラス・松村正美 オーナー:
今は座布団1枚程のスペースで調理しています。ゆくゆくは大きな店舗で昼呑み居酒屋を目指したいと思っています
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白いカラス・鈴木愛美 女将:
あったらいいなと思っていたのが昼間から歌ってのめるお店です。自分自身がカラオケ大好きで一人でも歌いに行くほど。昼間はお子様にも来てもらいたいです
「白いカラス」ちょっと変わった店名は、女将が飼っている白い文鳥からイメージして付けたそうです。ふたりの夢を実現するための第一歩となる白いカラスは、近い将来オーナーが存分に腕を振るえる昼吞み居酒屋として更なる進化を遂げそうです。
GWは特に予定を入れず、のんびり過ごしたい方はぜひ。なんとも居心地の良い白いカラスで、お昼からゆるゆる食べて、のんで、歌うのもおすすめです!
■店名 白いカラス
■住所 静岡県三島市芝本町1-44菊川ビル1階奥
■営業時間 12:00~22:00
■定休日 火
■問合せ 080-5294-6696(松村)
■駐車場 なし
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