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あの“プペル”の外壁を目指せ!秘密にしたい焼き鳥屋【中区・とり爺】

浜松駅から徒歩約10分。路地にひっそりたたずむ焼き鳥屋「とり爺」です。2020年にオープンしたこの店は“プペル”の世界が広がっていて、週末には予約で満席になる大人気店です。

かわいすぎる外観

ここは何屋さんなの?と思わせるかわいらしい外観。壁一面に「えんとつ町のプペル」の絵が描かれています。(※えんとつ町のプペルは絵本。にしのあきひろ氏の著作で映画化もされた)

こちらなんと、すべて手書き。元漫画家のオーナーの知人に頼んで、描き上げてもらったそうです。お店に入る前から世界観に圧倒されます。

まるで別世界!の店内

店に入ってすぐにカウンター席。左手、右奥それぞれにテーブル席があります。

天井から下がったちょうちんが、どこか懐かしい昭和の雰囲気を演出。ちょうちんに付いているのは小さな食品サンプルの焼き鳥。思わず笑ってしまいます。

右手奥の壁には手書きの絵が描かれており、じっと眺めていると別世界に引き込まれそうになります。

気になるメニュー

焼き鳥は定番のねぎまやレバーに加えて、一品料理や揚げ物系まで豊富な品ぞろえです。

食べ物のメニュー
【画像】飲み物のメニューもみる

イチオシは「つくね」、その中でも生ピーマンつくねです。

つくねと生ピーマンは別々に出てくるので、つくねを生ピーマンで挟んで食べてみてください。ピーマンとお肉の組み合わせは最強だと、再認識させてくれます。

生ピーマンつくね

看板商品の「ねぎま」をお忘れなく。ひとつひとつが大きく、食べ応えがあります。

じっくり焼き目をつけて甘さを引き出したネギと鳥もも肉は、甘辛いタレと抜群の相性。ごはんもよく進む味です。

ねぎま

もう一つの看板商品は「豚バラ大葉巻き」。とてもジューシーですが大葉の風味でさっぱりといただけます。

そして豚串も絶品だったので試してみてください。

豚バラ大葉巻き

ここでとり爺ならではの楽しみ方もご紹介。写真を撮る時には、ぜひ壁の絵を背景にしてみてください。まるで絵の中の世界で飲んでいるような、とてもいい感じに撮れました。

チーズつくね

オーナーくまさんに聞く 店のコンセプト

とり爺のオーナーは「炭は友達 炎の焼き師」を名乗る熊本将人さん、通称くまさん。

備長炭を使って、一本一本じっくりと焼き上げてくれます。

直火の高温で、部位ごとにひっくり返すタイミングと回数を変えるこだわりも。その姿には誰もがほれぼれすることでしょう。

こうしておいしい焼き鳥が焼きあがります。

そしてくまさんに、気になるプペルの絵について聞きました。開業にあたってビジネスの勉強をしていたとき、プペルの著者・西野亮廣さんの考え方を知って好きになったそうです。

とり爺・熊本将人さん:
開業のタイミングとプペルの映画の公開のタイミングが近かったこともありますが、ロマンチックな感じで言うと、星を見ようとしている主人公とコロナ禍で開業を決めた自分が被って共感したからです!

笑顔のくまさん

おすすめは焼いている姿を見られるカウンター席。陽気なくまさんとの会話も楽しめます。

楽しくてあたたかい、とり爺のおいしい焼き鳥。この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

■店名 とり爺
■住所 浜松市中区元魚132-7
■定休 月
■電話 053-543-4214
■駐車場 無(近隣にコインパーキング有)

取材/ユウヤ

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静岡県西部在住。 年間200店舗以上を巡る 食べるの大好きマンです。 浜松市を中心に 「おいしい」を 発信していきます!
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