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【葵区・旧ひかり幼稚舎】職員室がカフェに変身 野菜もりもりランチプレート

静岡市葵区の幼稚園をリノベーションした施設にある「園庭カフェ」で、珍しい野菜がのったランチプレートを堪能。店主はギタリストで、手作り楽器の音色も聞けました。

表通りから一本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡る「しずおか裏表さんぽ」。静岡市を縦断する主要道路「流通センター通り」を歩きます。

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職員室がカフェになる

やって来たのは、流通センター通りの東側、古庄です。

幼稚園の建物をリノベーションした複合施設で、職員室をリノベしたカフェを訪れました。

風になびくカーテン、窓から見える園内。

リノベーションしても、かつて先生たちが子供たちを見守っていた、あたたかい雰囲気そのままです。

めずらしい野菜のランチプレート

園庭カフェのメニューはランチプレート(1000円)の1種類だけ。

低温調理した鶏の胸肉に、自然農法で育てた野菜。ご飯は発酵玄米と、体に優しい食材が並びます。

大きなカボチャや柿の白和えがあったりと、食材が面白い!

マコモダケというサトウキビなどと同じイネ科の珍しい食材もありました。

園庭カフェ 代表・原大介さん:
掛川の農家さんから仕入れています。炭素循環農法という農薬肥料を使わない野菜です

飲み物は自家製レモネード(300円)。カボスやレモン、いろいろな柑橘類が入っています。

子供の食事は無料サービスだということです。

カフェでなぜか手作り楽器が出て来る

代表の原大介さんが、珍しい楽器を見せてくれました。

園庭カフェ 代表・原大介さん:
イベントのために作った竹のチェロです。弾けるように結構一生懸命、練習しました

放置竹林を活用しようと始めたプロジェクトだそうです。   

その音色を聞かせてもらうと、本物のチェロのような重厚な音が響きました。

園庭カフェ・原さん:
失敗を重ねて、結構試作しました

カフェ店主の原さんが、どうして楽器を作れたり上手に弾けたりするのかと言えば、実はギタリストだから。

ここに「原音楽事務所」という名前で事務所を置いて、演奏活動もしています。

カフェはここを借りて風景を見たときに、子供たちがいてカフェがあったほうがいいなと思ったから作ったそうです。

以前は予約なしでもカフェの客を受け入れていましたが、なにしろ楽器1つを作るのに、50~100時間かかるので、なかなか大変。

今は予約制だということです。

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■店名 園庭カフェ
■住所 静岡市葵区古庄3-18-12-104
■営業時間 11:30~21:00
■電話 070-6926-8913
■定休 月
■駐車場 あり

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