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静岡・焼津市と言えば魚ですが、鶏の名店もありました。1つ400円でボリューム満点の蒸し焼きが買える「石原商店」には、土日だけ現れる裏メニュー「ネック」がありました。
表通りから一本裏へ入れば、そこはまるで別世界。静岡県民必見の裏スポットを巡る「しずおか裏表さんぽ」。旧150号線として知られ、焼津市を縦貫する静岡・焼津線を観光協会の高杉嘉代さんと松下翔太郎アナウンサーが歩きました。
市民に愛される鶏の店
松下アナ:
焼津の特産品というと、やはり海の幸。カツオをはじめ、マグロもおいしいですが、鶏のイメージは持っていませんでした
表通りからそれて、少し西へ歩いたところにあるのが、観光協会・高杉さん一押しの店「若鶏のむし焼き 石原商店」です。
石原商店は創業50年以上。若鶏の蒸し焼き一筋のお店です。手羽、照り焼き、ももなど、ずらりと焼き鳥が並んでいて、思わずうっとり。サイズもかなり大きめです。
焼津市観光協会・高杉さん:
隠れた名店というか、市民に愛されているお店です
地域に愛されている人気店で、早い時ではお昼頃には完売してしまうほどなんだとか。
石原商店・石原俊介さん:
(特に売れる商品は?)一番、数を焼いていて売れるのは「もも」と「照り焼き」です
見るからにボリューミーなももと照り焼きは1つ400円。
観光協会・高杉さん:
お安いので、お財布にも優しくてありがたいです
1個60円のレバーや砂肝、100円のボンジリ串もありました。早速人気ナンバーワンのもも肉と照り焼きをいただきます。
松下アナ:
柔らかい、おいしい。まず皮のパリッとした食感、香ばしさ。お肉はうま味がギュッと詰まっているので、タレとよく絡んでたまらないですね。鶏はおいしいなと思わせてくれます
石原商店・石原さん:
味付けはまあオーソドックス。塩コショウで味をつけて最低でも一晩、味を染み込ませたものを機械の中で30分から40分かけて、じっくりと余分な油を落としながら焼き目をつけて焼いています
作り方は創業当初から変わらず、肉を焼く機械も特注品です。
よく味を染み込ませた上で、じっくり焼き上げるため、肉のうま味を存分に感じられるんだそうです。
このおいしさは焼津市内にとどまらず、静岡市や、島田市からも買いに来てくれるファンがいるそうです。
裏メニューを聞いちゃう
たまにしか出ない「ネック」と言われる部位があるそうです。
石原商店・石原さん:
鶏の首の部分ですね
石原商店の定番は肉を存分に味わえるもも肉や照り焼きですが、裏の定番はネック。
土日にたまに出てくるだけのレア商品で、昔からの常連には根強い人気です。
石原商店・石原さん:
首の部分なのでお肉自体はそこまでに多くは付いてないんですが、細かい骨の周りに薄く肉がついているので、その皮と表面の肉をかじりながら食べて、しゃぶって味を吸って、どちらかと言うと“おつまみに”なる商品です
残念ながら撮影をした日は月曜日。ネックはありませんでした。焼津の裏名物「ネック」を食べるなら土日が狙い目です。
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■店名 若鶏のむし焼き 石原商店
■営業時間 9:30~16:00
■定休 火
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