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ウインドサーフィンの聖地・静岡県御前崎市で、3月16日から国際大会が始まります。地元出身選手の世界クラスの技を見るチャンスです。
特別なツアーの第1戦が始まる
御前崎の海は、年間を通じて安定して良い風が吹くため「ウインドサーフィンの聖地」として全国的に知られており、静岡県内のみならず県外からも多くの愛好家が訪れます。
ウインドサーフィンの国際大会「インターナショナルウインドサーフィンツアー(IWT)」は、4年ぶりに御前崎市で3月16日(木)から21日(火)にかけて開催されます。
ウインドサーフィンには、「PWA」と「IWT」という2つの国際組織があります。これまではそれぞれの組織でツアーが開催されてきましたが、2023年からそれぞれの大会で獲得したポイントが統一されます。その第1戦が、本大会「スピケア御前崎ジャパンカップ」です。
日程:2023年年3月16日~21日(予定)
会場:静岡県御前崎市ロングビーチ
聖地・御前崎から生まれた多くのプロ選手
御前崎市は三方を海に囲まれています。このためサーフィンやウインドサーフィンなどマリンスポーツが盛んなまちです。この恵まれた環境もあり、多くのプロ選手を輩出しています。
今大会に参加予定の石井孝良選手と颯太選手は兄弟で、共に世界トップクラス。野口貴史選手と中学生の息子、颯選手も親子で出場予定です。そして、日本の絶対的トップ佐藤素子選手の勇姿も見られる予定です。
▶石井 孝良:
2022年度世界ランキング9位
2021年度日本ウインドサーフィンウエイブプロツアー年間チャンピオン
▶石井 颯太:
2022年度ユース世界ランキング1位
2021年度日本ウインドサーフィン協会ウエイブパフォーマンスツアー年間ランキング2位
▶野口 颯:
2022年度ジュニアユースウエイブ選手権2位
2021年度日本ウインドサーフィン協会7位
▶野口 貴史:
2021年度日本ウインドサーフィン協会ウエイブパフォーマンスツアー年間ランキング4位
▶佐藤素子:
2021年度日本ウインドサーフィン協会ウエイブパフォーマンスツアー年間ランキング1位
【詳細を見る】IWT Omaezaki Japan Cup(Facebookページ)
どうやって観戦する?
ウインドサーフィンは、素人が観戦してもかなり楽しめる競技だということです。日本ウィンドサーフィン協会の石原智央理事長によると、ビーチでは音楽が流れる、競技進行のアナウンスや解説を聞くことができます。
選手達は高速で高さ15~20mまで舞い上がり、世界クラスだと2回転技も見られるそうです。石原理事長は「サーカスのような技をぜひ楽しんで」と話していました。
観戦は無料ですが、風がないとできない競技なので、開始まで時間がかかるかもしてません。ぜひ防寒対策をしっかりしてお出かけください。