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静岡・藤枝市の伝統行事「朝比奈大龍勢(あさひなおおりゅうせい)」の製作から打ち上げまで関わってみませんか。1組限定のふるさと納税・体験型返礼品の申し込み締め切りが迫っています。
朝比奈大龍勢はロケット花火
朝比奈大龍勢は2年に1度、10月に行われる藤枝市岡部町朝比奈地区の伝統行事。「龍勢」とは火薬を詰めた筒を竹竿に結び打ち上げるロケット花火のことで、白煙を上げながら一気に上昇していく姿は、まるで龍が昇天していくようです。
この行事のルーツは戦国時代の狼煙(のろし)が発展したものではないかと考えられていて、全国でも5カ所でしか見ることができない珍しい伝統文化です。朝比奈地区では、地域ごとに「連」と呼ばれる13のチームが結成され、龍勢はその連ごとに制作されます。
連ごとに火薬の配合や炭の原料、吹き筒の素材は異なり、その製法にマニュアルはなく、口伝えで大切に引き継がれています。各連では毎回、趣向を凝らした龍勢を制作しては、その高さや美しさを競い合っています。
当日は昼打ちと夜打ちの2種類の龍勢が打ち上げられ、昼打ちでは、白い煙を吐きながら空高く登っていく勇壮な様子を、夜打ちでは秋の夜空を彩る幻想的な様子を楽しむことができます。
寄付額100万円で体験! 1組限定の返礼品
藤枝市のふるさと納税で、3つの権利を返礼品として受け取る事ができます。寄付額は100万円で、1組限定です。
龍勢打ち上げ券
【オリジナルの口上】
打ち上げ前に、それぞれの龍勢の特徴を紹介する口上(31文字以内の詩)があります。寄付者は、口上を自由に決めることができます。家族への思い、今後の目標、愛の告白、なんでもOK!あなたの思いを龍勢に託してみませんか。
【落下傘のデザイン】
龍勢はやぐらから打ち上げると、高さ約200~300mに達します。頂点では大小さまざまカラフルな落下傘が打ち出され、風に流されながらゆっくり落下していきます。寄付者は落下傘のデザインを自由に決めることができます。
【龍勢に使う竹の伐採】
花火の本体に使う竹も、藤枝市で伐採しています。寄付者は竹の伐採に参加することができます。
専用の桟敷席で見学
打ち上げ日当日の10月21日(土)には、寄付者専用の桟敷席を使うことができます(20名まで着席可能)。作成に携わった地区の方たちと一緒に、打ち上げを見学しましょう。また、打ち上げ当日の有料シャトルバスの利用券も付いてきます。
朝比奈 龍勢・昆虫館へご案内
朝比奈大龍勢の歴史や文化を継承することを目的に、2023年オープンした「朝比奈 龍勢・昆虫館」。朝比奈龍勢保存会が施設を案内しながら、事前レクチャーを行います。
申し込みは27日まで
寄付額100万円と高額ですが、会社や団体での申し込みも見込んでいるそうです。全国に5カ所しかない、貴重な伝統行事を体験できるまたとないチャンス、申し込み期限は27日までです。
■ふるさと納税 【1組限定】朝比奈大龍勢 あなただけの 打ち上げ ロケット オリジナル 体験コース
■募集期間 8月27日(日)まで
■寄付額 100万円
■募集件数 1件
【もっと詳しくみる】募集サイト「ふるさとチョイス」(外部サイト)
文/藤枝市