
31日夜、富士山の宝永火口から下山中に道に迷った58歳の女性が静岡県警の山岳遭難救助隊に救助されました。女性は日が落ちた後に道に迷っていて、警察は早出早着の登山を呼び掛けています。
警察によりますと、31日午後7時半過ぎ、富士山富士宮口五合目から東南東方向に約500メートルの地点で、「体力はあるんだけど道が分からない」と下山中の女性から119番通報がありました。
遭難したのは、愛知県江南市に住む58歳の会社員の女性です。
女性は同日午後4時頃から1人で宝永火口へ向かい、夕方の富士山や周辺の風景の写真を撮っていました。
午後5時過ぎには富士宮口五合目に向かって戻り始めましたが、その途中で辺りが暗くなり、道に迷ってしまったということです。
午後10時10分、静岡県警の山岳遭難救助隊が女性を発見し、富士宮口五合目まで歩いて救助しました。
女性にケガはありませんでした。
富士山は現在登山道を冬季閉鎖していますが、女性が訪れていたのは閉鎖されていないハイキングコースでした。
また女性には10年の登山歴がありましたが、冬山の経験はなく、登山計画書を提出していなかったということです。
警察は「登山計画書は確実に提出し、天候と体調には万全を期した上、早出早着を心掛けましょう」と呼び掛けています。
