太平洋クロマグロの資源管理をめぐる国際会議で、大型マグロの漁獲枠を25%増やす案が合意されました。マグロがこれまでよりも買い求めやすくなることが期待され、静岡県内からも歓迎の声が聞かれました。
黒いダイヤとも称されるクロマグロ。
8月18日の国際会議で日本が求める大型クロマグロの漁獲枠を25%増やす案が合意されました。
鈴木憲和 農水大臣:
クロマグロの大型魚の漁獲枠が日本含む中西部太平洋側で現行から25%増の1万4836tとなります。資源の状況に応じた漁獲枠の適切な設定に向けて前進があったと考えている
2010年に1万2000tほどに落ち込んだクロマグロの漁獲量は、厳しい漁獲制限もあり2022年には12倍にまで回復。
2026年、日本近海では“異例の豊漁”となったものの漁獲枠は変わらず、海に放流せざるを得ない状況が続いていました。
焼津港や清水港などがあり、冷凍マグロの水揚げ量が日本一の静岡県。
静岡市内の鮮魚店を訪れていた買い物客は、マグロがより買い求めやすくなることを期待しています。
買い物客(40代):
子供たちもマグロが好きなのでうれしいです。買いやすい値段に、なるべく安い方がうれしいです
買い物客(70代):
もちろん価格が下がってくれるのが一番うれしい。他のものがいろいろ上がっていますから
こちらの鮮魚店ではいまは旬のミナミマグロを扱っていますが、冬場にはクロマグロを仕入れるため漁獲枠拡大を歓迎。
今後はこれまでよりも良いものを店に並べられるのではないかと考えています。
鮮魚 日の出・川瀬真吾 代表:
中トロは今(1皿)1000円で売ってるんですけど、それが700円、600円ぐらいになってくればこちらとしてもすごく売りやすくなる。やはりいいものを安く出したい。商店街なのでそう思ってるので、(漁獲枠の拡大は)いいことだと思う
物価高が続く中で発表された今回の合意。
売り手側、買い手側双方の期待が高まっています。
