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熊本地震発生1週間…活断層は各地に 50年以上前の地震の痕跡も「確認されていないものもある可能性があり日ごろからの備えを」

熊本地震の発生から8月4日で1週間、静岡県内からも様々な形での支援が続いています。今回の地震の震源とみられる「活断層」は県内にもあり、あらためて確認し、備えることも必要です。

活断層が引き起こしたとされる熊本での地震。地下で断層が横ずれを起こした痕跡は、一部 地表にも現れていました。

静岡県内でも、活断層は富士川河口断層帯や北伊豆断層帯などが確認されています。

伊豆半島の最南端 石廊崎。1974年にこの地を襲ったのが、石廊崎断層を震源とする伊豆半島沖地震です。

マグニチュード6.9の地震が起き、南伊豆町では大規模な土砂崩れも発生。30人が犠牲となりました。

南伊豆ジオガイドの会・高野一大さん:
石廊崎断層が黄色い線。伊豆半島沖地震の時は50cm右側にずれて、大きな被害になった

南伊豆町を中心に地形や地質、歴史などの解説をしているジオガイドの高野一大さん。町内に残る痕跡を案内してもらいました。

南伊豆ジオガイドの会・高野一大さん:
ちょうどこの部分ずれている。もともとこっち(内側)にあったのが伊豆半島沖地震でずれて、50cmくらい

手前の斜面と奥の斜面にある約50cmのズレ。伊豆半島沖地震で地表がずれたということです。

南伊豆ジオガイドの会・高野一大さん:
これだけ地面をずらすのはすごいエネルギー。発災当時はいろいろな場所でこのような露頭(むき出しの岩盤)はあったようですが、いまでも残る数少ない場所のひとつ

当時の地震を経験し、今も生活を続ける住民は―。

住民(70代):
(当時は)余震がすごい。怖かった。ちょっと高いところに親戚の家があるので、(いまは)避難用の食物や水などが入った段ボールがある

石廊崎断層を含め、県内でもすでに確認されている活断層。専門家はまだ見つかっていないものもある可能性があり、地震への日ごろの備えの重要性を強調します。

静岡大学防災総合センター・岩田孝仁 客員教授:
活断層は地下に隠れてしまっている部分もあり、どこでも地震が起こる可能性があるという前提で、耐震対策などいろいろな地震対策をやっておく必要がある

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