9年にわたる議論を経て、着工へ向かうことになったリニア中央新幹線・静岡工区の工事。
長年実用化に向けた実験を見守り、リニア駅の建設も進む山梨県の人たちはどう受け止めたのでしょう?聞いてみました。
7月9日も、山梨県都留市にあるリニアの見学施設には多くの人の姿がありました。
営業運転に向けた山梨県・実験線での走行試験は30年近くに及びます。
7月7日、静岡工区の着工容認を正式に表明した静岡県・鈴木康友 知事。
川勝平太 前知事が大井川の流量の減少などを懸念し、長年着工を認めてきませんでしたが鈴木知事になり、着工に向けた環境整備が加速していました。
福島流星 記者:
静岡県のお隣、山梨県ではいま、リニアが停車する「山梨県駅」の建設が始まっています。静岡工区の着工がようやく容認されたことついて、山梨県民はどう受け止めているのでしょうか。
山梨県民:
新しい知事が許可を出した。単純に喜んでいます。良かった
山梨県民:
山梨県は新幹線とかない。リニアが開通すれば、日本のいろいろな所に早く行ける。すごく期待しています
リニア工事をめぐっては、井戸やため池の水の低下、水泡の発生、道路の隆起などさまざまな問題が起きています。
地域住民からこうした声も・・・
山梨県民:
(Q.議論に9年かかったのは?)致し方ないのではと私自身は思います。知事が代わったからコロッと変わったけれど、前の知事の方針も意味深いものがあった気がします
山梨県民:
前任の知事が言っていたことも理解できる。双方が環境問題も含めて、いろいろ地方の活性化にもつながる形になれば良いな
山梨県では、橋脚や線路となる「ガイドウェイ」の建設が進められてきました。
そして、2026年春に始まったのが駅の建設。
高さ32mの4階建てで、連絡通路も設けられます。
完成予定は2031年、まちづくりへの期待も高まります。
ただ静岡工区は工事完了までに10年はかかる見込みで、開業は2036年以降・・・
明確には見通せていません。
山梨県民:
もう私たちが乗れる時代にはできないかも。それが残念
山梨県民:
早くできた方が良いですよね。あの世へ行くのが近いのだから、ハハハ。1回ぐらい乗ってみたいじゃない
着工に必要な協定は、静岡県とJR東海との間で7月18日に締結される予定です。
