おでんの鍋
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【掛川・すいのや】嵐メンバー全員で来た駄菓子店の名物おでん 掛川城大手門の目の前

歴史と文化が息づく静岡・掛川市に、惜しまれながら活動を終了したアイドルグループ「嵐」のメンバーが全員で訪れた駄菓子店があります。昔懐かしい店で、長年愛される名物グルメと心温まるエピソードに触れました。

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掛川城大手門の目の前にある駄菓子店

かつて掛川城の城下町として栄えた掛川駅周辺を散策します。掛川城の南側に、シャチ瓦が飾られた2階建ての大手門と、その横に番所がありました。

大手門の外観
掛川城の大手門(掛川市城下)

かつて掛川城内に入る人々を監視・警備していた、歴史を感じさせる立派な門です。

天守閣がはるか向こうに見えるので、城内がいかに広かったかがわかります。

その門を出た南側に「お菓子処 すいのや」という店がありました。城下町の景観に配慮された外観の建物です。

すいのやの外観
すいのや(掛川市城下)

入口ではまっ黒な番犬ならぬ番ネコも出迎えてくれました。

創業約70年! 昔ながらのスタイル

店内に入ると、店主の梅田直治さん、順子さん夫婦が温かく迎えてくれました。

すいのや・梅田順子さん:
店は先代から数えてもう70年ぐらいです。主人の母が最初店をやっていました。今は2人でやっています

すいのや・梅田直治さん 順子さん

すいのやは昔懐かしい駄菓子店で、昭和30年くらいからずっと駄菓子とおでんを提供しているそうです。

静岡では駄菓子店におでんがあるのは普通のこと。現在も先代からのスタイルをそのまま引き継いでいます。

「今はちょっと買ったら500円になってしまう」と物価高の影響を順子さんは嘆きますが、今でもワンコインあれば楽しめる、子供たちの憩いの場です。

すいのやの店内

一口サイズの熱々おでんを堪能

この日店は休みでしたが、せっかく寄ってくれたからと、店主夫婦が翌日用に仕込んでいたおでんを出してくれました。

おでんは食べやすい一口サイズになっており、串に刺して提供されています。

おでんの鍋

「熱いから気をつけて、やけどするよ」と夫婦が心配してくれたのは、丸い形をしたおでん「ばくだん(110円)」です。

慎重に食べてみると、外側が練り物で中から熱々のうずらの卵が出てきました。

熱々の「ばくだん」(110円)

静岡に来ないと食べられない「くろ半ぺん(60円)」も絶品です。おでんは串に刺さっていてスナック感覚で食べられるため、子供たちにも大人気。

ほかにも、「とり皮(110円)」や「イカ天(110円)」も子供たちに人気だそうです。好きな人は2個でも3個でも食べてしまうほどのおいしさです。

いか天(110円)

気になるおでんの秘伝のレシピについて聞いてみました。

すいのや・梅田順子さん:
レシピはないです。入れるのは「だし」と「しょうゆ」だけだから、もう目分量でザーッて入れます。あとは具から“だし”が出てきます

シンプルな味付けながら、具材から出るうま味が絶妙な味わいを生み出しているようです。

「感覚で味付けしている」と語る梅田さん夫婦

国民的アイドルがそろって来店

すいのやには、活動を終了した国民的アイドルグループ「嵐」が5人そろって来店したことがあるそうです。

それは2006年、フジテレビで放送された番組「まごまご嵐」の企画でした。

すいのやの店名看板

メンバーが城下町を駆け回り、グルメや名物を見つけてきてプレゼンし、気に入ったお店に全員で訪問するという企画の第1回目が、ここ掛川だったそうです。

すいのやを担当したのはメンバーの櫻井翔さん。店内には、たまたま飾ってあったポスターに櫻井さんが書いてくれたサインが残されています。

店内に貼られた嵐のポスター
櫻井さんのサインが書かれたポスター

当時誰がどこに座ったかも写真に残っており、今でも聖地巡礼として訪れるファンがいるそうです。

ファンが当時の番組を冊子にしてプレゼントしてくれたという、心温まるエピソードも教えてくれました。

嵐ファンが作ってくれた冊子

歴史ある城下町で長年愛され続ける駄菓子店「すいのや」は、おいしいおでんと温かい人柄にあふれていました。嵐ファンはもちろん、掛川城観光に来たら、ぜひ立ち寄ってほしいローカルのお店です。

■店名 すいのや
■住所 静岡県掛川市城下6-1
■営業時間 12:00頃~18:00(LO)
■定休 火・水

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