食料品の消費税について与野党で作る国民会議で6月24日、取りまとめ案が提示されました。現実味を帯びてきた消費税1%。県民、そして小売業界はどう受け止めているのでしょうか。
伊藤渚紗 記者:
市民の家計を苦しめる物価高。消費税が1%になることで、その生活は豊かになるのでしょうか?
学生(10代):
住みやすくなると思うし、安くなる分には良いのではないか
会社員(50代):
最初0と言っていたのが、なぜ難しいか分からないが、0にするのが難しいのであれば8よりは1のほうがうれしい
安堵の声が聞かれた一方で・・・。
無職(60代):
物価高のほうがすごいので1%になっても、物価の上がり具合がすごいので一時的なうれしさはあるが、生活全体を見たときに効果があるのかというと、そんなにないのではないか
無職(70代):
(消費税が)下がったところで上がるだろうし。2年(限定)でしょ?2年経ったら元に戻るし。そのときにまた物価がもっと上がっているかもしれない
減税の効果を疑問視する声も。
不安を感じている人もいます。
会社員(30代):
その2年間に買いだめておこうと。またコメがなくなるとか、そういう方向にも動いてしまう気がする
大学生(10代):
自分で(金を)出すとなると、金がどんどん飛んでいくなと。だから(消費税1%)がありがたいけど、それで福祉などが減るとなると話が変わってくる
政府が検討している「食料品の消費税1%案」。高市総理は、減税は「2年間限定」だと明言しています。
市民からは様々な声が聞かれるなか「消費税1%」を歓迎していたのが、小売業界です。
田子重 セナ店・内記寿治 店長:
メリットについては単純に価格が下がる。税率を8%から1%にすることで、7%分の値段が安くなる。消費者にとってはかなりの恩恵がある
値札の入れ替えやレジシステムの変更など新たな負担も発生しますが、消費者の購買意欲が向上すれば、店にとっても売り上げの増加が期待されます。
「0%」ではなく「1%」だという点についても受け止めは好意的です。
田子重 セナ店・内記寿治 店長:
1%の場合は、税率の部分を「x8%」を「×1%」という作業。ある程度簡単に済むが、0%にするとシステム的に掛け算が上手くいかないと予想されている
国のヒアリングでもゼロにする場合、レジの改修に最長で1年程度かかりますが、1%であれば半年程度で済むといいます。
高市総理が「2年間限定」と断言したことについては。
田子重 セナ店・内記寿治 店長:
2年後に逆のパターンをやらなければいけないので、そこは少し大変になる。柔軟に対応するしかない
私たちの生活に大きな影響をもたらすことになる消費税の減税。政府が今後どのような判断を下すのか注目されます。
