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静岡市葵区大岩に、親子3代にわたって地域に愛され続ける和菓子の老舗「大国屋製菓舗」があります。大人気の揚げまんじゅうとあんこ玉の、おいしさの秘密を探りました。
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静岡市葵区にある城北公園の北側、静岡城北高校近くの大岩の住宅街に「大国屋製菓舗(だいこくやせいかほ)」があります。
1945年(昭和20年)に創業し、親子3代で守ってきた地域の和菓子店です。

お店に近づいてまず目を引くのが、扉が開け放たれているということ。開放的で、誰でもふらりと立ち寄ることができます。
「どら焼き(230円)」「道明寺(200円)」など種類豊富な和菓子が並びます。
無類のあんこ好きを自称するテレビ静岡・大森万梨乃アナウンサーもおすすめの和菓子店です。

もともと大国屋では、2代目の代は小売りを行わず、お菓子の工房として地方のスーパーなどへの卸売のみを行っていたそうです。
大国屋 3代目・川合史剛さん:
父親のお菓子が本当においしいと僕は思ってたので、もっといろいろな人に勧めたいと思って、駄菓子店みたいな和菓子店を軸にお店を作りました

父親の味を、より多くの人に届けたい。その思いが、どこか懐かしさを感じる今の店のかたちを生み出したのです。
一番人気の「揚げまんじゅう」
大国屋の魅力をさらに探るために、人気の和菓子を聞いてみました。
大国屋 スタッフ・花崎麻由さん:
おすすめは一番人気の揚げまんじゅうです
店内に並ぶ商品の中でも、ひときわ目を引くのが「揚げまんじゅう(150円)」です。表面が茶色くツヤツヤと輝く丸い揚げまんじゅう。

予約で何十個もまとめて注文する常連客がいるほどの人気商品で、売り切れになることも少なくないといいます。
テレビ静岡・大森万梨乃アナウンサー:
外側のカリッと感と、あんこのしっとり感のバランスが絶妙です

その秘密を3代目の史剛さんが教えてくれました。
大国屋 3代目・川合史剛さん:
生地が詰まらないように、ふわっとさせて、米油を使ってカリッとするようにしています

カリッとした食感と、米油ならではの香りが揚げまんじゅうの味を引き立てているのです。
ガラス玉のような輝きの「あんこ玉」
揚げまんじゅうと並ぶ人気商品が「あんこ玉 (1パック480円)」です。
まるでガラス玉のようなあでやかな見た目で、大国屋を代表するお菓子の一つです。
こしあん、ムラサキイモ、イチゴ、粒あん、抹茶、ゴマ&胡桃というバラエティに富んだ味が楽しめます。

あんこ玉はいつから販売している商品なのでしょうか。
大国屋 3代目・川合史剛さん:
祖父の代からありましたが、その時はこしあんと白あんの2種類だけでした。駄菓子店のコンセプトで6色にしたのは僕です
今回は特別に、あんこ玉の製造をお手伝いさせてもらえることになりました。川合さんのいとこで菓子作りも手伝う花崎麻由さんに教えてもらいます。
まず、あんこを手のひらで丸めていきます。

大国屋・花崎さん:
押しながら丸めて、最後に力を抜くのがコツです
一見簡単そうに見えますが、実際にやってみると形がとがってしまうなど難しい作業です。数をこなして体で覚えていくしかないようです。
丸めたあんこは寒天でコーティングしていきます。こちらも見た目以上に難しく、寒天が固まってしまうため、スピードが重要です。

コーティングの仕上がりの良しあしは、スピードと技術がものをいう、まさに職人の作業なのです。
こうしてすべての工程が手作業で行われていることも、大国屋のお菓子の魅力のひとつです。

積み重ねてきた味と技
3代目の父である2代目・川合克己さんも現役で製造の現場に立ち続けています。
大国屋 2代目・川合克己さん:
みんなうまくやってくれるから、私は見てるだけ。今のスタイルにしたら、お店も忙しくなってきた

昭和から積み重ねてきた味と技を守りながら、新たな挑戦を続ける大国屋。訪れた人にも家族の温かさが伝わる、それも人気の秘密なのかもしれません。
■店名 大国屋製菓舗
■住所 静岡市葵区大岩2-3-8
■営業時間 9:00~18:00
■定休 日、第3月、毎月28日
■問合せ 054-245-2448
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