鈴木衣緒里 記者:
消防隊員の方々が完全装備で訓練に臨んでいます。はしごの伸ばし方など、基本的な動作を確認していきます
この日、消防署で行われていたのは、体を暑さに慣らすための暑熱順化訓練。
暑い夏でも熱中症にならずに安全な消防活動を行おうと、毎年5月~6月にかけて週に2~3回行っています。
総重量20kgの装備に加え、10kgの機材を持った隊員たち。
5階分の階段をなんと3往復していきます。
訓練を終えた隊員からは大量の汗が。
駿河消防署 大谷出張所・塚原新樹 消防士長:
やってる最中は意識が飛ぶのではないかと思いながら一生懸命頑張って、いま涼しい中でやっていくことで夏も耐えられると思う
体温や脈拍、血圧などを確認しながら、無理をし過ぎず汗をかきやすい体づくりを行います。
駿河消防署・落合吉訓 副署長:
消防職員にとって災害現場での暑さ対策は非常に重要な課題。自分で水分補給を定期的にしっかりすることや、体調が悪くなったら無理をせずに隊長に報告して休んで交代する。そういったことを呼び掛けている
私たち市民はどのように暑熱順化をしていけばいいのか?
有効とされているのがウォーキングやジョギングなどの軽い運動です。
スポーツクラブのトレーナーに教えてもらいました。
光田有志アナウンサー:
走る時はどういうことを意識すれば良いですか?
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
しっかりと肩の力を抜いて、肘を大きく後ろに引きましょう。そうすることで、より大きな歩幅に繋がっていくので、腿の付け根からしっかり脚を持ち上げて走っていきましょう
ポイントは“汗ばむ程度に行うこと”です。
光田有志アナウンサー:
これくらいのペースなら無理せず、息も上がらずに走り続けられる
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
無理なく続けることがポイント。きつ過ぎない程度に、息が少し弾む程度をイメージして走り続けましょう
外での運動が難しいという人には簡単な筋トレやストレッチでも効果があるといいます。
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
代表的な種目だと、下半身を使うスクワット、体幹のトレーニングになるプランク、下半身の大きな筋肉のストレッチがオススメ
まずはスクワットから。
足を肩幅程度に開き、つま先を少し外側に向け、手を前で組みます。
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
イスに腰かけるように、お尻を後ろに出しながら膝を同時に曲げていきましょう。膝が90度になるくらいまで。そこから下半身の力で立ち上がります
光田有志アナウンサー:
腿の力を使いますね
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
自宅でも”ながら”トレーニングで、テレビを見ながらできるので大変オススメ
腰が反らないようにお腹に力をいれ、10~15回繰り返します。
光田有志アナウンサー:
じんわり汗をかいてきますね
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
いいですね、体に効果が出ている
続いては体幹を鍛えるプランク。
肘とつま先で支え、体を一直線に。
お尻が下がらない状態を20秒保ちます。
どちらも1日2セットほどと無理のない範囲で行うことが大切です。
また、肩甲骨を動かしたり股関節をほぐしたりするストレッチも血行が促進され、暑熱順化が期待できます。
ルネサンス静岡24・別所航チーフ:
真夏から始めると体調を崩す方もいるので、5月中旬から6月にかけて体を慣らすことが重要
厳しい暑さが懸念される2026年の夏。
今のうちから対策をしておくことが重要です。
