令和の米騒動は収束へと向かうのでしょうか?7カ月ぶりにスーパーでの米の販売価格が3000円台になりました。米の値下がりで、スーパーでは売り場に変化が生まれていました。
若山悠介 記者:
静岡市内のスーパーです。こちら様々な種類のお米が並んでいますが、特にこちら5キロ当たり3000円台後半で販売されているお米があります
男性客:
良くなってきた。安くなってきた。3000円前後。それくらいほしい
女性客:
前よりはちょっと良い。でも買うとしてはもう一声
農林水産省は3月23日、9日からの1週間で全国のスーパーで販売された米の平均価格は3980円だったと発表しました。
3000円台となったのは2025年8月以来、7カ月ぶりです。
静岡県静岡市清水区のこちらのスーパーでも2026年に入り徐々に米の価格が下がり、2月からは3000円台の米を販売できるようになりました。
ヒバリヤ・営業本部 山岸達也 部長:
大きなところとしては、問屋が持っていた在庫、生産者やJAが持っていた在庫を放出してきた。2つが相まって、全体的な価格の安さ感が出てきた。
1月末時点での民間の米の在庫量は2025年より4割多い321万トン。
スーパーによると、米の仕入れ価格が高騰していたため業者がなかなか値下げに踏み切れずにいましたが、ここにきて秋以降、2026年産の新米が出てくる前に2025年産を売り切ろうという動きが広がってきたといいます。
その影響で売り場にも変化が…。
若山悠介 記者:
総菜コーナーでは、餃子やメンチカツなど種類を増やして販売しているということです
米の値下がりに伴い、おかずのみの総菜を買う人が増加。
そのため、陳列も買い物客の目にとまる目立つところに変更しました。
また、しばらく不調だった炊き込みご飯用の商品の特設コーナーを設置。
売り上げは2025年の2倍以上だといいます。
しかし、スーパーはほかの物価高の影響も懸念しています。
ヒバリヤ・営業本部 山岸達也 部長:
お米がちょっと下がっても、全体的な相場(購入額)が上がってしまう懸念がある。どれだけ安く売れるか、お客さんに安価に提供できるか。注力していかなければならない
家計にはうれしい米の値下げですが、続く物価高はいつになったら落ち着くのか見通しは立っていません。
