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静岡・菊川市にある「鯛春」は、丼や定食を頼むとプラス400円で通常サイズのラーメンが付いてくるボリューム満点の食堂です。たい焼き店としての顔も持つ、地元で愛され続ける名店でした。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへのどかな街角で見つけた「鯛春」
JR菊川駅から南へ歩いて13分、住宅や店舗が混在するのどかな通りを散策していると、「食堂」の文字を見つけました。明治時代創業の「鯛春」です。
思わず足を止めたくなる、親しみやすい店構えです。

店内は座敷席とテーブル席があり、食欲をそそる良い香りが漂っています。
鯛春の3代目・宮崎利勝さんと4代目・充博さんが迎えてくれました。

驚きのコスパ! お得なセット
席に案内されてメニューを開くと、まず目を疑うような内容が飛び込んできました。
カツ丼や焼肉定食に付いてくる「みそ汁」が、プラス400円で「ラーメン」に変更できるという、お得な値段設定なのです。

「半ラーメン」なのかと思いきや、「1人前の通常サイズ」だとのこと。焼肉定食1人前に、ラーメン1人前がついて1400円という驚きのコスパです。
ボリュームたっぷり
なかなかお目にかかれない太っ腹なセット価格の「焼肉定食 +ラーメン(1400円)」と「カツ丼 +ラーメン(1400円)」を注文しました。

実際に運ばれてきた料理は、確かに1人前+1人前のボリューム。焼肉定食はお肉をガッツリ味わうことができます。
カツ丼は、甘いだしがカツにしっかり染みています。カツも器にびっしりの大きさです。

セットのラーメンもしっかり1人前。昔ながらの懐かしいラーメンです。チャーシューも麺もおいしく、笑顔になります。

食堂と鯛焼きの二刀流
食事を楽しみながらお店の歴史を聞いてみると、意外な事実が明らかになりました。
鯛春 3代目・宮崎利勝さん:
鯛春の歴史は長いけれど、食堂は自分から始めました。その前はたい焼き屋でした
鯛春の「鯛」はたい焼きの「鯛」です。看板をよく見ると、確かに「たい焼き」の文字が。

鯛春は明治時代後期にたい焼き店として創業しました。
一個一個独立した型に流し込んで焼く、一本焼きのスタイルは当時から変わりません。
食堂の営業時間が終わると、午後3時頃から午後5時半頃まではたい焼き店に変身します。

出来たての「鯛焼き(180円)」は外はカリカリ、パリパリです。あんこもおいしく、さらに生地にも甘さを感じます。
鯛春 4代目・充博さん:
みんな生地がおいしいと言ってくれます

そしてあんこも毎朝、店の厨房で手作りしているんです。
少し長めのシッポをちぎってみると、シッポの端まであんこが詰まっていました。一本焼きだからこそできる丁寧な仕事です。
たい焼きは冬期限定で、2026年は5月の連休頃まで提供しています。

「元気で働けるのが幸せ」と話す利勝さん。
明治から続く店を守りながら、今日も笑顔でお客さんを迎える利勝さんの言葉には、長年この地で働いてきた人ならではの温かさがありました。

ボリューム満点の食事と、シッポまであんこが詰まったたい焼き。たっぷりお腹を空かせて行ってみてください。
■店名 鯛春
■住所 静岡県菊川市半済1138-8
■営業時間 食堂 11:00~13:30
たい焼き 15:00頃~17:30頃
■定休 水・日
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