
静岡市清水区の静清バイパスで、工事中に橋げたが落下し作業員8人が死傷した事故をめぐり、静岡県警は3月18日、業務上過失致死傷の疑いで元請け2社に所属する計3人を書類送検しました。このうちの1人については、静岡労働基準監督署が労働安全衛生法違反の疑いでも書類送検しています。
静岡市清水区を走る静清バイパスでは2023年7月6日、工事中に橋げたが落下し、51歳と53歳の作業員2人が死亡したほか、33歳から72歳までの6人が重軽傷を負いました。
事故から2年半あまりが経過する中、静岡県警は3月18日、元請け会社である名村造船所に所属し施工方法の決定などを担っていた現場代理人(31)、作業員の安全管理等を担当していた監理技術者(50)、そして別の元請け会社である日本鉄塔工業所属で作業工程に関する指示を出すなどしていた主任技術者(54)の3人を、異常に気づきながら落橋を防止する措置を講じなかった業務上過失致死傷の疑いで静岡地検に書類送検しました。
県警はいずれの認否も明らかにしていません。
また、名村造船所所属の監理技術者と2次下請けの三美興業所属の主任技術者について、静岡労働基準監督署は同日、橋げた架設における主要な設備に関する計画を作成しなかったほか、危険を防止する措置を取らなかった労働安全衛生法違反容疑で静岡地検に書類送検しています。
