3月1日に解禁された2027年春に卒業する大学生の就職活動。学生優位の“超・売り手市場”といわれるなかでの「就活」のいまを取材しました。
“就活脱出ゲーム”と書かれた幕をかけた企業やタブレット端末を使って個別に説明する企業。
静岡市駿河区で開かれていたのは2027年春に卒業予定の大学生などを対象にした合同会社説明会です。
自治体や県内外の企業から約180社が出展し、2日は400人あまりの学生が参加しました。
中には静岡へのUターン就職を希望している学生も。
沖縄の大学に在学中:
(県外へ出て)静岡の良さ・素晴らしさを知り、地域に貢献できるよう銀行に入り、地域を盛り上げていけたら
一方、こうしたUターン就職の希望者は少数派で、主催したマイナビの調査によるとUターン就職の希望者は約3割。
さらに、約9割の企業が採用予定数を「前年並みまたは増やす」と答えており、企業側の採用環境は厳しさを増し、懸命にPRしていました。
マイナビ静岡営業部・石貝竜二 部長:
企業にとっては売り手市場が続くと予想しています。実際、企業の7割程度が今年の採用活動は「厳しくなる」と
学生優位の“超・売り手市場”となっている就活戦線。
学生たちも選ぶ基準の1つとして意識しているのが初任給です。
事務関係を志望している女性:
25万円位あるとうれしい。生活していく上では大事なことだと思うので、判断材料としては入ってくる
物流関係を志望している男性:
自分の中で本当にこの仕事をやりたいか(志望業種の)ベースを決めたうえで、企業の初任給を調べて並べて選んでいきたい
厚生労働省によると、2019年まで緩やかな上昇傾向だった大卒の初任給はここ数年で急上昇。
2024年は24万8300円でした。
主催者はこうした説明会を学生たちがより企業を深く知ったり、新たな選択肢を見つけたりする機会にしてほしいと話します。
マイナビ静岡営業部・石貝竜二 部長:
対面イベントを行う意義として、新しい企業様との“出会い”や魅力の発見。学生にはそういった部分を持ち帰ってもらえれば
人材を求める企業側と納得のいく働き先を求める学生たち。
“超売り手市場”の就活はこれからさらに熱を帯びそうです。
