みなさんはエアコンの2027年問題とは何か知っていますか?今のような寒い時期には使用頻度も高くなるエアコンですが、今後、いわゆる格安モデルが市場から姿を消す可能性があると指摘されています。一体なぜなのでしょうか?

寒波の襲来に伴い冷え込みが厳しい日もある静岡県内。
エアコンは日常生活の必須アイテムです。
しかし、いま“ある問題”が…
女性2人組(エアコンを設置して10年):
(Q.エアコン“2027年問題”知ってる?)知らない
女性(エアコンを設置して10年程):
全然知らない。初めて聞いた。いま十何年使っている。いつダメになるかヒヤヒヤしている
女性(エアコンを設置して15年):
買い替える時に安い商品とかを考えることになると思うので、その時に安いタイプがないとなると、1つの家に1台というわけではないので困る
こちらは幼い我が子のため、衛生面を考えエアコンの買い替えを検討しているという夫婦。
夫(エアコンを設置して10年):
汚れも掃除しきれず、古いし、新しい物にしようかな。でも高いよな(と思っている)
妻(エアコンを設置して10年):
新しい方がいいよね?
夫(エアコンを設置して10年):
新しく性能いい物がいいけれど、金額次第
格安モデルが市場から姿を消すかもしれないと言われるエアコンの“2027年問題”。

静岡市駿河区にある家電量販店・エディオン静岡曲金店。
店内では国内外の10メーカーを取り扱い、約200機種のエアコンを販売しています。
価格は6万円~40万円まで様々ですが、売れ筋は6畳用で10万円ほどのいわゆる格安モデルで、売り上げ全体に占める割合は約7割。
エディオン静岡曲金店・宇佐美柾人 主任:
子供部屋など使う頻度が高くない部屋だが、使う部屋の数が多いという部分で選ぶ客が多い
こうした中、経済産業省が打ち出した省エネ基準の厳格化。
家庭のエネルギー消費量の3割を冷暖房が占めているからで、2027年度を目標に現在よりも厳しい基準が設けられることになっています。

これにより、性能を向上させる必要のある製品も多く、販売店では商品の大幅な入れ替えを余儀なくされる見通しです。
エディオン静岡曲金店・宇佐美柾人 主任:
2027年の省エネ基準を満たしているタイプのモデルでだと、一番値打ちなタイプでも15万円前後ぐらいの価格帯。(価格が)上がっている基準としては、省エネ性能を高めるため、コストがかかるので、価格が上がっている
例えば同店の場合、東芝製のエアコンは従来モデルが6畳用で工事費込み10万900円ですが、同じタイプでも新基準に適合したモデルは約16万円となっています。
ただ、年間の電気代を比較してみると、1日18時間使用した場合、従来モデルが年間で1万9400円なのに対して新モデルは1万7000円。

このため、エディオンの宇佐美さんはいまのうちに従来の格安モデルを導入し、今後、新モデルを使い分けることも手段の1つと提案します。
エディオン静岡曲金店・宇佐美柾人 主任:
あまり使わない、頻度が少ない部屋などに関しては現状の“オレンジ”ラベルの機種を選ぶ客も多い。リビングなど部屋が大きい畳数、なおかつ使う頻度が高い部屋だと2027年の省エネ基準を達成している緑のラベルがついた機種がおすすめ
エアコンの買い替えは梅雨明け以降、設置工事の予約が取りづらくなることからエディオンでは早めに購入することを勧めていて、各家庭で今後、エアコンをどうしていくのか考えるべき時に差し掛かっています。
