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【葵区・手打そば 吉野】ナメコがとろり 8種類のキノコが乗った熱々「きのこそば」は秋満載

「手打そば 吉野」は静岡市葵区の鷹匠にあるそば処です。静岡の名店「くろ麦」で修業した店主が1999年にオープンしました。自慢のメニューは、8種類のキノコをふんだんに使用した熱々の一杯です。

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「くろ麦」で修業した店主のそば処

静岡市葵区鷹匠にある「手打そば 吉野」。

静岡の名店「くろ麦」で修業した店主が1999年に開いたそば処です。

手打そば 吉野の外観
手打そば 吉野(静岡市葵区鷹匠)

新静岡セノバ沿いの道にあって、駅からのアクセスも良好。

道沿いの大きなガラス窓から、そばを打つスペースが見える造りになっています。

そば打ちをしている

人気メニューのひとつが「葱せいろ・二八(1550円)」です。

温かい“つけ汁”にかき揚げが入っていて、そばと一緒に食べるという斬新な一品です。

葱せいろ・二八(1550円)

秋の山の幸が満載の温かい「きのこそば」

自慢のメニューは「きのこそば(1550円)」。提供は、2025年12月中旬頃までの期間限定メニューです。

シメジ・マイタケ・ナメコなど約8種類のキノコがのったスペシャルそば。なじみのあるキノコから、希少価値が高い地元産のキノコまで、さまざまなものが使用されています。

きのこそば(1550円)

まずは、うま味をまとった二八そばから食べてみます。

一口食べると、まずキノコの香りを感じ、その後にそばの味わいが追ってきます。

キノコのうま味をまとった二八そば

キノコの香りが鼻から抜けて、とろみとそばが絡み合って絶品です。

吉野・吉野弘倫さん:
北海道産のそばです。とろみがある分、麺が水やスープを吸わないので伸びにくくなっています

北海道・幌加内(ほろかない)産のそば粉を使用しています。

北海道・幌加内産のそば粉を使用

浜松市天竜産マイタケも 8種類の熱々キノコ

そばの上にはキノコがたっぷり乗っています。

吉野・吉野弘倫さん:
今日は8種類のキノコを使用していて、天竜のマイタケも入っています

8種類のキノコを使用

旬食材は、浜松市天竜産のマイタケです。

北遠まい茸センターで栽培され、通常よりも生育期間が長くジャンボサイズ。味も香りも濃厚なのが特徴です。

浜松市天竜産のマイタケ

まずはその大きさに驚きました。食べてみるとコリコリとした食感が楽しい。味も濃厚で、まるでマイタケジュースを味わっているような感覚です。

吉野・吉野弘倫さん:
だしも出ますし食感もよく、本当にいいマイタケだと思います

濃厚でコリコリ食感のジャンボサイズなマイタケ

ジューシーでおいしいシメジ、大きなアワビ茸。キノコ一つ一つの味わいや食感がそれぞれ異なるので、食べていて飽きません。

またナメコが多く入っているので、とろみが出て“あんかけ”のようになっています。そのため時間が経っても熱々で食べられるそうです。

“とろみ”はたっぷり入ったナメコから

キノコのうま味が入ったつゆ

そばのつゆは、だしが効いていてこれまた格別です。

吉野・吉野弘倫さん:
本枯れ節と昆布を使っています。北海道・羅臼産の昆布を使った優しい味に仕上げています

本枯れ節と北海道・羅臼産の昆布を使用

優しい味わいですが、キノコがふんだんに使われているので、しっかりパンチもあります。

おいしさのポイントは、キノコ類をつゆの中で長めに煮込むこと。そうすることで、キノコ本来のうま味を十二分に引き出すことができるんです。

手打そば 吉野 店主・吉野弘倫さん

自慢の「きのこそば」は、2025年12月中旬までの提供です。

これほど秋を口いっぱいに味わえるそばは、なかなかありません。キノコのだしが効いた絶品そばでした。

■店名 手打そば 吉野
■住所 静岡市葵区鷹匠1-7-10
■営業時間 11:30~22:00(売り切れ次第終了)
■定休 火、第3水
■問合せ 054-255-3277
■駐車場 なし

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※この記事は2025年11月15日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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