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静岡・熱海市の沖にある初島は「初島レモン」で注目されていますが、それ以外にも見どころがたくさん。日帰りで楽しめるスポットをご紹介します。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ静岡にあった! 南国リゾートの島

静岡・熱海市の「初島(はつしま)」は人口約220人の、観光や漁業の島です。
沖合約10kmにあるので、熱海市側からもその姿がよく見えます。
島の周囲はたったの約4km、のんびり歩いて移動することができます。島内はヤシなど亜熱帯の植物が生えていて、南国の雰囲気たっぷりです。

初島ではマリンスポーツを楽しんだり、海の幸を堪能したりすることができます。
最近はレモンの島として売り出していて、島内にはレモンにちなんだフォトスポットがあちこちにあります。
【熱海・初島】 日帰りで体験するレモン色のフォトジェニックな旅 ~海とレモンの島 Part1 ~

そんなリゾートに片道30分あれば熱海港から行けてしまうのです。まずは初島へのアクセスからご紹介しましょう。
わずか30分でパラダイス 初島への行き方
初島へ向かう際は、まず新幹線や特急、在来線で熱海駅へ向かいます。次に熱海駅から、バスまたはタクシーで熱海港まで移動します。
路線バスを利用する場合は、熱海駅から熱海港まで約15分です。
車の場合は熱海港周辺の有料駐車場をご利用ください。島内宿泊施設ご利用の場合は、提携駐車場がある場合もありますので、宿泊施設にお問合せ下さい。

熱海港へ着いたら、往復の乗船券を購入しましょう。予約は不要です。
常時運航している定期船は「イルドバカンス プレミア」と「金波銀波(きんぱぎんぱ)」の2つの船です。1日10便運航しているので、初島へ到着したい時間に合わせて乗船時間を決めましょう。
※2025年11月4日(火)~2025年12月24日(水)及び2026年1月5日(月)~2月13日(金)は船の定期検査のため1日7便です。

今回は2014年3月に就航した「イルドバカンス プレミア」に乗りました。
船内は明るく、座席も通路も開放的です。デッキに出れば、海や伊豆七島の景色が楽しめるため、あっという間の船旅となるでしょう。
【熱海港から初島までの往復運賃】
・おとな(中学生以上) 2900円
・こども(小学生) 1450円
※未就学児は大人1名につき1名無料
【詳しく見る】初島へのアクセス(初島リゾートラインのウェブサイト)
絶対に訪れたい初島の観光スポット

※2026年1月12日まで設置
熱海港から初島までの所要時間は約30分です。島に到着したら、いよいよ初島のレモンまみれな旅が始まります。
「食堂街」で海の幸を堪能
海沿いにずらっと店が並ぶ「食堂街」は、初島港から歩いてすぐの場所にあります。

昔ながらの食堂が多く、磯の香りが漂う活気あるエリアです。サザエのつぼ焼きやアジの干物定食など、島の海で取れた新鮮な魚介を味わえます。
複数のお店をハシゴするのも楽しいですよ。
潮風に吹かれて「海泉浴 島の湯」

海を眺めながらゆったりと湯船につかれる「海泉浴 島の湯」は、初島の人気スポットのひとつ。
内湯もありますが、相模湾を一望する露天風呂では潮風と波音が心地よく、まるで海と一体になったような開放感を味わえます。

※設備不具合のため露天風呂は2025年11月現在使用を休止しています。
【海泉浴 島の湯】
■料金 おとな(中学生以上) 900円
こども(3歳~小学生) 600円
■営業時間 10:00~21:00
【詳しく見る】海泉浴「島の湯」(PICA初島のウェブサイト)
360度の展望「初島灯台」

島の東側にある白亜の灯台は、初島のシンボルともいえる「初島灯台」です。日本で数少ない“登れる灯台”として知られています。
参観寄付金 300円(中学生以上)を支払って、らせん階段を上がった先には360度の絶景が広がります。

晴れた日には、相模湾の向こうに伊豆半島や富士山が見えることも。海風に吹かれながら眺める青と白のコントラストは、まさに「初島ブルー」の名にふさわしい光景です。
写真映えはもちろん、静かに海を見つめる時間もまた、旅の記憶に残るひとときですね。
【初島灯台】
■参観寄付金 300円(中学生以上)
■営業時間 10:00~16:00
【詳しく見る】のぼれる灯台16 初島灯台(燈明会のウェブサイト)
冒険しよう「SARUTOBI(サルトビ)」

初島アドベンチャー「SARUTOBI(サルトビ)」は、自然の中で思いきり体を動かせるアクティビティ施設です。
木の上に設けられたロープやつり橋を渡るスリル満点のコースは、まるで森の中を冒険しているかのよう。

子供から大人まで楽しめるコース設計で、家族旅行にもぴったりです。
専用のハーネスを付けて、ロープの上を渡ったり飛び乗ったりして、森のなかを駆け抜けましょう。非日常を体感できる、初島ならではのアクティブスポットです。
【SARUTOBI】
■料金 おとな(中学生以上)1900円
こども(5歳~小学生)1500円
※身長110cm以上、5歳以上利用可
■営業時間 10:00~17:00※夏季・GW期間中9:00~
【詳しく見る】初島アドベンチャーSARUTOBI(PICA初島のウェブサイト)
旅の思い出にお土産も忘れずに

初島から熱海港へ戻ったら、旅の思い出にぜひお土産を購入しましょう。
伊豆の定番のお土産はもちろん、熱海のレモンを使ったお菓子も販売しています。
初島レモンオリジナルTシャツ
目玉はやはり初島レモンオリジナルTシャツです。レモン色のTシャツに、大きく「初島レモン」と書かれたデザインは、初島以外で着用しても注目されること間違いなしです。

初島のリピーターには、Tシャツを着て初島をめぐるのが楽しみだという人もいました。
サイズはS・M・XLがあり、サイズにかかわらず値段は2800円です。
行きの船に乗る前に、あらかじめTシャツを購入し、着用して初島をめぐってみるのもいいかもしれません。

熱海レモンチーズタルト
熱海レモンが使われた「熱海レモンチーズタルト(910円)」は、6個入りとほどよい個数が入っているため、職場や近所の人へプレゼントするのに最適です。

タルトはレモンの形をした片手でつまめるくらいの、お手頃サイズ。ちょっとした休憩時や小腹が空いたときにうれしいお菓子なので、受け取った人に喜んでもらえるでしょう。
熱海れもんグミ
熱海レモンの果汁が使われた「熱海れもんグミ(400円)」も、人気のお土産のひとつ。
行き帰りの船や電車のなかでも気軽に食べられますし、だれかへのお土産にもおすすめです。

ニューサマーオレンジパイ
伊豆半島では、夏にニューサマーオレンジの栽培が盛んにおこなわれます。そんな伊豆のニューサマーオレンジが使われた土産「バター香る ニューサマーオレンジパイ(6個 730円)」も人気土産のひとつ。
熱海市も伊豆半島のなかにあるため、伊豆ならではのお土産としておすすめです。

首都圏から約70分!
最終の船は初島発が午後5時50分。
熱海市の沖にある初島は、日帰りで訪れてもたっぷり遊ぶことができます。

行きと同じ初島港から、名残惜しい気持ちを抑えて定期船に乗船。目を閉じれば潮風の中で香るレモンが思い出されます。
大丈夫、都心からのアクセスも約70分と近いので、またすぐ来られます。今回見たレモンの木が、次来たときは少し大きくなっているかもしれませんよ。

お泊りはPICA初島へ
■施設名 PICA初島
■住所 静岡県熱海市初島1113
■問合せ 0557-67-2151
sponsored by 富士急マリンリゾート
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