【駿河区・よつ葉】用宗で新食感スイーツ 氷点下35度で作る“ふわふわアイス”が話題

静岡市の用宗海岸に、かき氷のようでかき氷ではない、新感覚のアイスを提供するお店「よつ葉」があります。その名も“ファラフィーアイス”と呼ばれる不思議な食感のスイーツ。スタッフ間では人気なのに、なぜか売れないフレーバーがあるという情報も。気になるお店を訪れました。

今回周辺を散歩している用宗港は、300年以上の歴史を持つ沿岸漁業の聖地です。近年はどんどん開発が進み、ニュータウンとしての側面も持ち合わせています。

ハットパーク用宗の2階にある「よつ葉」

用宗海岸沿いにある商業施設「ハットパーク用宗」で、「今まで食べたことがない『かき氷のようななにか』のお店がある。」という情報をもらいました。

その店「よつ葉」があるのは、ハットパーク用宗東棟の2階です。

海岸沿いの通りからのぞくと2階に「よつ葉」と書かれたフラッグが出ていました。

「かき氷なのかな」という不思議なスイーツの正体

お店に入り、かき氷のようでかき氷ではないという不思議なスイーツについて尋ねました。

よつ葉・四柳慶一さん：
「かき氷に見えてしまう」というのは正直あるんですよ、この見た目が。ただうちは「新食感アイス」ですと言っているんです

お店の前には「FLUFFY ICE(ファラフィーアイス)」と書かれています。

これは「フワフワ」という意味の英語で、ふわふわなアイスという意味なのだそうです。

チョコバナナの新感覚スイーツに驚き

それでは新作の「THEチョコバナナ(880円)」を食べてみましょう。「とても人気がある」と四柳慶一さんが太鼓判を押す、一番人気のメニューです。

見た目はまるでかき氷のようですが、食べてみると全く違うといいます。

よつ葉・四柳慶一さん：
食べてもらえれば一番よくわかります。自分が正直よく説明できないんですよ。どんなに言っても伝わらないと言いますか

四柳さんを悩ませているファラフィーアイスを食べてみましょう!

確かに説明が難しい。口に入れるとすぐになくなります。四栁さんによると頭が痛くなることも、体が冷えることも少ないそうです。

ただ、実際はかき氷より冷たい食べ物でした。

よつ葉・四柳慶一さん：
マイナス35度で作ってるので、液体を入れた瞬間に凍っているんです

このアイスは全体がバナナ味です。上からかけたトロッとしたチョコレートソースも、アイスに触れるとパリパリに凍っています。まさに新感覚のスイーツでした。

スタッフには大人気なのに全く売れない黒糖フレーバー

お次は、なんでもスタッフ受けは抜群なのに、全く売れないというフレーバーです。

それは「黒糖」フレーバー。

実際に黒糖フレーバーを試食してみると、どうして売れないのか理解できないぐらい、おいしいのです。

全体にしっかりと黒糖の優しい甘みと香りが行き渡っており、アイスだけでも十分おいしいのに、上にかけられた黒蜜がさらに甘さを押し上げてくれます。

これほどおいしいのに人気がないとは不思議です。

よつ葉・四柳慶一さん：
今は出してないです。1回出したんですけど、あまりの人気のなさに引っ込めました。また出したいなというのが正直な気持ちです

現在は店頭に並んでいない「黒糖」フレーバーですが、今回の取材をきっかけに「黒糖ありますか?」と言えば提供してくれるそうです。

さらに人気が出れば、レギュラーメニューとして復活する可能性も。

ファラフィーアイスは他ではめったに食べられないので、わざわざ用宗に足を運ぶ動機になりそうです。お味はこれ以上説明するのが難しいので、ぜひ直接食べに行ってみてください。

■店名　よつ葉
■住所　静岡市駿河区用宗19番12号（ハットパーク用宗 東棟2階）
■営業時間　夏季　10：30～17：30(LO17：00)
　　　　　　冬季　11：00～17：00(LO16：30)　
■定休　　　夏季　不定休
　　　　　　冬季　火・水
■問合せ　050-8892-7428
■駐車場　共用駐車場

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