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静岡・牧之原市にある「夏屋利久」は、熟成麺を使ったオリジナル料理を提供する人気店。新たに牧之原産のトマト「枝完熟マキノハニー」のかき氷が登場しました。旬の食材を使った料理を静岡県の名店で新たに提案してもらうシリーズ企画の最終回、第4弾です。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ牧之原市のトマト「枝完熟マキノハニー」
今回も旬食材は、牧之原市で栽培されるトマト「枝完熟マキノハニー」。

その名の通り、収穫するギリギリまで枝で完熟させるためうま味が凝縮されています。
一般的なトマトと比べ、約2倍のリコピンを含みます。真っ赤な見た目も特徴のご当地トマトです。

甘みと酸味のバランスに優れ、皮まで食べやすいマキノハニーなので、スイーツにも変身できます。
静波海岸から徒歩3分 オリジナル料理を提供する人気店
マキノハニーを使ったスイーツに挑戦するのは「夏屋 利久」の店主・松井利久さんです。
牧之原市静波にあるカフェ「夏屋 利久(なつや りきゅう)」。

静波海岸にある自由の女神像から、北へ徒歩3分ほどの場所にあります。
2025年でオープンして12年。
店内は、カウンター席とテーブル席があるシンプルなつくりです。

熟成麺を使ったつけ麺スタイルのスパイスカレー焼きそばなど、他にはないオリジナル料理を提供する隠れた人気店。
「スパイスカレー焼そば・プレート(1200円)」は人気メニューのひとつです。

トマトがスイーツに 進化形かき氷
完成したのは、なんとかき氷!「マキノハニーみるくヨーグルト(1100円)」です。
ふわっふわの氷に、凍らせて削ったマキノハニーを合わせ、練乳とヨーグルトソースをトッピング。

別皿で添えられた2つのトッピングも気になります。
店主の松井利久さんが「マキノハニーのうま味と酸味を生かした、飛び切りのスイーツ」と語る傑作です。

まずはシンプルにそのまま食べてみましょう。
一口食べると甘さが広がり、後からマキノハニーのうま味と酸味を感じます。
おいしくて止まらなくなるかき氷です。

トマトがしっかりスイーツになっているのが驚きです。ヨーグルトソースも絶品で、マキノハニーとよく合います。
夏屋利休 店主・松井利久さん:
ヨーグルトに乳製品をいろいろと混ぜて作った、自家製のヨーグルトソースです

トマトのシロップとヒマラヤ岩塩 味変が2度楽しめる
ここからが、このかき氷の魅力発揮です。
別添えのマキノハニーの自家製シロップをかければ、また違った味わいに変身。

このシロップをかけるとトマトのうま味が倍増、トマトをストレートにガツンと感じます。
利休・松井利久さん:
トマトらしさが全面的に出てくると思います。マキノハニーを皮のまま煮込むんです。皮にもうま味が十分含まれていますので、それをミキサーにかけて、こしてシロップにしています

皮付きのままソースにすることでマキノハニーのうま味が生かされます。
さらに、もう一つの別皿にはヒマラヤ岩塩。
かき氷に岩塩とは、なかなか珍しい組み合わせです。

不思議なことに、ヒマラヤ岩塩をかけると、甘みとおいしさがさらに増すのです。
トマトに塩をかける感覚に似ていて、食べれば食べるほどクセになります。
3層に分けて味がだんだん濃くなる
おいしさのポイントは、かき氷を3層に分け、食べ進めるとだんだん味が濃くなるように工夫されていること。
最後まで飽きることなく楽しめます。

トマトを使った新感覚のかき氷は想像を超えたおいしさでした。旬の味をぜひお試しください。
なお、2025年9月24日~10月15日はお休みです。(休み期間が長くなる可能性あり)
営業時間は「夏屋 利久」のインスタグラムでご確認ください。
■店名 夏屋 利久
■住所 静岡県牧之原市静波2219-130
■営業時間 11:00~21:00
■定休 水
■問合せ 0548-88-9067
■駐車場 10台
※この記事は2025年9月13日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。
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