カレーギョーザ
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【沼津・めん房】えっ?ギョーザにカレーかけた! 芸人御用達の裏メニュー

JR沼津駅南口から徒歩数分の場所に位置する中華料理店「六文亭(ろくもんてい) めん房」。裏道にある隠れた名店は劇場に近く芸人御用達。メニューには載っていない「カレーギョーザ」が斬新でした。

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芸人たちが愛してやまない「めん房」の魅力

静岡・沼津市の中心部、JR沼津駅の南口周辺には知る人ぞ知る名店が数多くあります。

今回訪れたのは、さんさん通りを西に入って、沼津ラクーン吉本劇場のすぐ裏にある「六文亭 めん房」。

めん房の外観
六文亭 めん房(沼津市大手町)

地元の芸人たちが「もう何百回と食べています」と語るほど愛されている中華料理店です。

芸人たちの間では「おもて中のおもて」と言われるほど、定番なのだそうです。

めん房の店内

「辛し五目ラーメン(960円)」は看板メニュー。

メニューの数は約80種類あって、びっくりするぐらい種類が豊富です。

辛し五目ラーメン(960円)

通常はラーメンやチャーハンを注文する人が多いそうですが、今回はそれ以外の「まだ食べてないメニュー」「こんなメニューあったんだ」という裏メニューを探ります。

え?外に? 驚きの裏メニュー「カレーギョーザ」

裏メニューをお願いすると、店主が運んできたのは「カレーギョーザ(730円)」。

通常のギョーザの上にカレーがたっぷりとかかっています。

カレーギョーザ(730円)」

え?外側にカレーなの? 初めて見る料理に驚きの声が上がります。

ギョーザがカレーの海に隠れ、見た目はライスがないただのカレーです。

「カレーギョーザ」という名前からは、中にカレー粉が入っているのかと思いきや、外側からギョーザにカレーがかかっているという意外な組み合わせ。見た目のインパクトは絶大です。

カレーギョーザ

もともとめん房のギョーザはおいしいのですが、そこに外側からカレーのおいしさが加わり、いいバランスとなっています。

なぜカレーライスはないのか?店主の哲学

しかし、ここでさらに気になるのは「カレーライスはメニューにない」という点。

こんなにおいしいのに、なぜなのでしょうか。

その真相は「このカレーがおいしすぎて、もしもご飯を出したらカレー屋さんになっちゃうから」。

カレーギョーザの調理

中華料理店としてのアイデンティティを守るため、あえてカレーライスを出さないという店主の哲学が垣間見えました。

ところで「カレーギョーザ」はどのように誕生したのでしょうか。

めん房 店主・眞田詞朗さん:
カレーラーメンというメニューがあります。そのあんをギョーザにかけてみたらおいしいかなと思って、まかないで食べたところ、おいしかったので商品にしました

めん房 店主・眞田詞朗さん

ただし、知っている人しか頼まないという、まさに“裏メニュー”の名にふさわしい一品です。

さらなる裏メニュー「納豆のオムレツ」

次に出てきたのは「焼き納豆特殊ソース(730円)」。納豆のオムレツです。

こちらもめん房ならではの裏メニューとのこと。

焼き納豆特殊ソース(730円)

納豆をしっかり感じられるオムレツに、少し甘めの特製ソースが絶妙にマッチ。

めん房 店主・眞田詞朗さん:
食べられた方が一生懸命頑張ろうという気になるんじゃないですかね

焼き納豆特殊ソース(730円)

食を通じて訪れる人を元気づけたいという思いが伝わってきます。

「芸人が愛してやまないめん房」と言われる理由がよくわかる一品でした。

芸人たちのソウルフード

沼津駅周辺には、一見すると気づかないような裏道に、地元の人や芸人たちに愛される名店が数多く存在します。

めん房の外観

六文亭めん房の「カレーギョーザ」や「納豆のオムレツ」のように、メニューに載っていない“裏メニュー”を発見するのも旅の面白み。

沼津を訪れた際には、ぜひ裏道も散策してみてください。

■店名 六文亭 めん房
■住所 静岡県沼津市大手町3丁目5-4
■営業時間 11:30~15:00 17:00~24:00
■定休 火
■問合せ 0559ー52ー3445

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