稚アユのかき揚げ
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【中央区・いそ善】激レア食材「稚アユ」が“かき揚げ”に! 浜名湖・遠州灘の春の味覚を堪能

浜松市中央区にある「いそ善」は、旬と地産地消にこだわった料理が評判です。春の浜名湖を代表する貴重な食材「稚アユ」など、地魚と旬野菜をふんだんに使った天ぷら・刺身が人気です。

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旬と地産地消にこだわる和食の老舗

浜松市中央区葵東にある「いそ善」。

航空自衛隊浜松基地の北、通称・姫街道を東名高速道路の南側で少し西に入ったところにある和食処です。

いそ善の外観
いそ善(浜松市中央区葵東)

いそ善は2026年で創業50年を迎えます。

店内では、カウンター席の前のケースに並ぶ新鮮な魚が目を楽しませてくれます。

座敷席はテーブル仕様に改装され、幅広い年齢の人が使いやすそうです。

いそ善の店内

旬と地産地消にこだわり、一品料理から定食まで、素材の味を大切にした料理が並びます。

貝焼き定食(1850円)」は、サザエなど数種類の貝が楽しめます。

貝焼き定食(1850円)

豪華すぎる天ぷらの盛り合わせ

いそ善の自慢のメニューは「弁天島(2000円)」です。

仕入れによって食材の内容が変わることがありますが、メインの天ぷらの盛り合わせに、刺身の盛り合わせと小鉢がセットになったぜいたくな一品です。

弁天島(2000円)※仕入れによって変更あり
弁天島(2000円)
※仕入れによって変更あり

豪華な天ぷらは、冷凍エビなどは使わず地魚と旬野菜が満載。

サクサクの衣の中にぎっしりと身が詰まったフグの天ぷらは絶品です。

フグの天ぷら

フグはふわっとした食感の中に、濃厚な味わいを堪能できます。

いそ善 店主・磯野善一さん:
生きているフグを持ってきて、その場ですぐ開いて提供しています。皮をむいたり手間はかかりますが、ふわっとします

いそ善 店主・磯野善一さん

ハモの天ぷらは淡泊ですが上品な味。

鮮魚は店主が毎朝5時半頃に起き、目利きをして仕入れています。おいしい魚のためなら「別に苦にならない」と話す、店主の磯野善一さんでした。

毎朝仕入れている鮮魚

鮮魚に負けないくらい野菜も豪華です。

この日は、菜の花・明日葉・タラの葉でした。

サクッサクの衣で、野菜の甘みもダイレクトに感じられます。

野菜の天ぷら(菜の花・明日葉・タラの葉)

天ぷらには、軽い口当たりで風味の高い大豆白絞(しらしめ)油を使用。

ゴマ油などは加えず、高温でカラッと揚げるため食べやすいのが特徴です。

大豆白絞(しらしめ)油で揚げる

丼ぶりに見立てて、天ぷらを天つゆにたっぷり浸して天丼風に食べるのもおすすめです。

甘すぎない天つゆで、ご飯がすすみました。

メヒカリの天ぷらをご飯に乗せて

浜名湖の激レア旬食材「稚アユ」

そして、この季節だけの特別な食材が稚アユです。

稚アユは浜名湖でとれる、4~5月が旬の食材で、大人になる前の小さなアユです。

浜名湖の稚アユ

2カ月しか出回らない激レア食材なので、ぜいたくに食べられるのは地元の特権です。

こんなかき揚げ見たことがありません。小さいのにちゃんとアユの味が詰まっているんです。

いそ善 店主・磯野善一さん:
アユ独特の苦みも感じられると思います

稚アユ
稚アユのかき揚げ

浜名湖・遠州灘の恵みがつまった刺身

刺身にも地元のネタが盛りだくさんです。

浜名湖や遠州灘の旬の魚を中心に日替わりで5~6種類も。

刺身盛り合わせ

ミナミマグロや浜名湖でとれたコハダ・ヒラメなどが盛られ、新鮮な魚を存分に味わえます。

コハダはやさしいお酢でしめてあり、独特のうま味が広がります。

コハダ

地産地消にこだわり、地魚と旬野菜が楽しめる「いそ善」。

店主の毎朝の目利きと丁寧な仕事のおかげで、浜名湖・遠州灘の豊かな恵みを堪能できる、地元ならではの和食店でした。

■店名 いそ善
■住所 浜松市中央区葵東3-4-5
■営業時間 11:30~13:30 17:00~21:00
■定休 月、第3日
■問合せ 053-437-2223
■駐車場 5台

※この記事は2025年5月17日にテレビ静岡で放送された「くさデカ」をもとにしています。

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