3月27日夜遅く、JR富士駅で寝台特急の「サンライズ瀬戸・出雲」がホームに停まらず通り過ぎてしまうトラブルがありました。原因は運転士の意識低下ということです。
27日午後11時50分頃、JR富士駅に停車予定だった寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」の下り列車がホームを通り過ぎ、約50m離れた場所で止まりました。
JR東海によりますと、駅のホームに進入しても速度が落ちないことに気づいた車掌が非常ブレーキをかけ、そのあと運転士がブレーキをかけましたが間に合いませんでした。
列車には約300人が乗っていましたが、富士駅で乗り降りを予定していた客はいなかったということです。
運転士がホームに入る手前の標識などを覚えていることから、JR東海は居眠りではなく「一時的な意識の低下が原因」としています。