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「きかんしゃトーマス号」で知られる大井川鉄道…全線復旧へ!県や沿線自治体が支援し2028年度を目指し 復旧費用は約21億円と試算

台風で被災し一部区間の運休が続く大井川鉄道について県や沿線の島田市、川根本町が支援し2028年度までに全線復旧を目指すことが発表されました。

2025年も4月から「きかんしゃトーマス号」の運行を始める大井川鉄道。

全線開通に向け大きな一歩を踏み出しました。

大井川鉄道は2022年の台風15号で被災し川根温泉笹間渡駅から千頭駅までの運休が続いています。

こうした中、3月28日に県や沿線の島田市、川根本町などの検討会で2028年度までに全線復旧を目指すことが決まりました。

復旧費用は約21億円と試算されていて、このうち大井川鉄道の負担額は約8億円です。

県と沿線の島田市、川根本町があわせて4.2億円を肩代わりし、3.6億円を貸し付けることで合意したということです。

大井川鉄道・鳥塚亮 社長:
毎年少しずつ(開通区間を)伸ばしていくことで話題性を提供して来てもらう。そして最後 全線開通という形にもっていきたい

大井川鉄道は改めて被災状況などを調査し、工事計画を立てていくということです。

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