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静岡市役所清水庁舎は”移転”に舵? 1年あたりの費用試算を公表 2025年度末までに方向性を決める方針

耐震性の問題が指摘される静岡市役所清水庁舎をめぐり、難波市長は改修よりも新築・移転の方が1年あたりのコストが抑えられるため、改めて方向性を検討していくことを明らかにしました。

津波の浸水想定区域にある清水庁舎は建設から約40年が経ち、耐震性に問題があり津波避難ビルの指定も取り消されています。

こうした中、難波市長は改修と移転で費用を試算すると改修では使用期間が40年で1年あたり9.5億円、65年使う庁舎を新築・移転し一部を別の市の施設に移した場合は1年あたり6.2億円になったと発表しました。

静岡市・難波喬司 市長:
費用がいくらかかるかは大きなポイント。津波などの防災対策の問題もあるので、それらを総合的に評価することになる

移転先についてはJR清水駅東口を有力な候補とした上で、2025年度末までに方向性を決める方針です。

静岡市・難波喬司 市長:
新築する場合はどこの場所が最適かというと清水駅の東口。その案と改修案を再度比較することになる

市は2030年までに供用開始となるよう検討を進めていくということです。

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