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卒業式前日に悲劇…正門前で中3女子がはねられ重傷 運転していた高齢女性は死亡 同乗していた男子生徒もケガ

静岡県長泉町にある中学校の正門付近で、中学3年生の女子生徒が車にはねられる事故がありました。中学校は3月19日が卒業式で、はねられた生徒は重傷を負い、車を運転していた女性がその後、死亡しました。

竹下昇輝 記者:
あちらが事故を起こした車と見られています。車の前方が大きく破損しているのがわかります。

3月18日午前11時半頃、長泉町納米里にある長泉北中学校の正門付近で中学3年の女子生徒(15)が車にはねられる事故がありました。

女子中学生は鼻の骨を折る重傷を負い、車を運転していた高齢女性(80)は意識不明の重体でドクターヘリで搬送されましたが、その後、死亡しました。

また、後部座席に乗っていた男子中学生(15)が軽傷です。

警察によりますと車が学校の正門から出ようとした際に歩いていた女子中学生をはね、そのまま校門の外にある民家のブロック塀に突っ込んだということです。

目撃した人:
ドンというすごく大きい音がして、これはただ事じゃないと思って音の方を見たら人だかりができていて騒然としていた

長泉北中学校は19日が卒業式で、18日はリハーサルが行われていました。

はねられた女子中学生は午前11時頃に授業が終わり、下校するところだったということです。

警察が事故原因を調べています。

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